やりたいことを見つけて、勉強のやる気を高めよう!
やりたいことを見つけて、勉強のやる気を高めよう!
大学受験を乗り切るためには、毎日コツコツと勉強しなくてはなりません。
テレビやスマホ、ゲームやマンガなどの誘惑に打ち勝つ「勉強に対する強い気持ち」が必要です。
「心の底からやりたいこと」と「勉強」を結び付けることで、勉強のやる気を高めることができます。
大学受験に必要なのは「勉強に対する強い気持ち」
志望大学に合格するために必要なのは「才能」ではなく、「勉強に対する強い気持ち」です。どんなに才能があっても、勉強をしなければ合格することはできません。最初にやるべきことは、「勉強のやる気」を高めることです。
「心の底からやりたいこと」を見つけよう!
まず、「心の底からやりたいこと」を見つけてください。「心の底からやりたいこと」と「勉強」を結び付けることで、「勉強のやる気」が高まります。
例えば、「アメリカでハリウッド俳優(女優)になりたい!」と心の底から真剣に考えている場合には、積極的に英語を勉強するはずです。学校の勉強では物足りず、洋画を見ながら英語のセリフを練習するかもしれません。
ハリウッドは少し極端な例でしたが、「お金持ちになりたい!」はどうでしょうか。
日本でお金持ちになる方法の1つは「東大にいくこと」です。東大にいくためには、人の倍以上は勉強をしなくてはなりません。ですが、心の底から「お金持ちになりたい!」と思っていれば、勉強は苦にならないはずです。なぜなら、「勉強する」だけで「お金持ち」になれるからです。
これらの例のように、「心の底からやりたい夢」と「勉強」を結び付けることができれば、勉強のやる気を高めることができます。
「心の底からやりたいこと」が見つからない人は
ただ、「心の底からやりたいこと」が見つからない人もいると思います。その場合は、尊敬する人を思い浮かべてみてください。「尊敬する = そのような人になりたい」ということです。
お父さん、お母さん、学校の先生、テレビに出てくる人、歴史上の人物など、誰でもいいので思い浮かべてみてください。尊敬する人が思い浮かばない場合は、テレビや本などから積極的に探してみてください。
ただし、「野球の大谷翔平選手のようになりたい!」と思っても、よほどの才能に恵まれていない限りなることはできません。その場合は、大谷選手のどこに憧れているのかもう1歩踏み込んで考える必要があります。
大谷選手の魅力はたくさんありますが、その1つに「周囲の人を笑顔にする」ことがあります。「周囲の人を笑顔にする」のであれば、「お医者さん」など、人と接することの多い職業でも実現できます。
このように、尊敬している人のどこに憧れているかを、もう1歩踏み込んで考えると、自分のやりたいことが見えてきます。
それでもやりたいことが見つからなければ東大を目指そう!
どうしてもやりたいことが見つからない人は東大を目指すことをおススメします。やりたいことはいつか必ず見つかります。高校3年の受験直前かもしれませんし、大学4年の就職直前かもしれません。社会人になってからかもしれません。
やりたいことが見つかったときに、できるだけ「上」にいることが重要です。水の流れのように「上」から「下」に行くことは簡単ですが、「下」から「上」に行くことは簡単ではありません。
高校3年の受験直前にやりたいことが見つかった場合、東大を目指しておけば、志望校を他の大学に変えることは可能ですが、逆はほぼ不可能です。また、大学4年の就職直前や社会人になってからでも、東大の学歴があれば、就職や転職に困ることはありません。やりたいことを実現できる可能性が高くなります。
東大に合格するためには、桁違いの勉強量が必要になります。遊ぶ時間はほとんどなくなってしまうかもしれません。しかし、東大の学歴はそれに見合うだけのメリットがあります。やりたいことが見つからない人は東大を目指すことをおススメします。実際に行けたとしても、行けなかったとしても、真剣に勉強したことは、必ず将来役に立ちます。
親を味方にしよう!
やりたいことが見つかったら、まず親に相談してください。親に自分の夢を話すことには抵抗があるかもしれませんが、人生を決める大事なことです。必ず親と相談してください。夢の実現には、親の協力が必要不可欠です。
アドバイザーとしてはもちろんですが、なにより学費などの金銭面で助けてもらう必要があります。お金を稼ぐことは容易ではありません。夢を実現するためには、親が汗水たらして稼いでくれたお金を使うことになります。自分の夢を親にも納得してもらってください。
◆ただし、反対される可能性もある
親は子供に対して自分の価値観を押し付けてしまう傾向にあります。「将来安定した職業についてもらいたい」、「自分の果たせなかった夢を子供に実現してもらいたい」などです。
その場合は、子供の夢がどんなに素晴らしくても、反対されてしまう可能性があります。反対され続けた子供は自信がなくなって、夢をあきらめてしまうことになります。
◆ここであきらめてはいけない!でもケンカはNG
しかし、ここであきらめてはいけません。「反対する理由」を徹底的に聞いてください。理由を聞いて、納得できるのであれば、親の言っていることが正しいのかもしれません。納得できないのであれば、親の価値観から外れているために反対されているだけの可能性があります。
その場合は、親と真剣に議論して、お互いが納得できる夢を目指すことが重要です。夢を実現するためには、少なからず周りの人を巻き込みます。自分の一番の理解者である親を味方にできないようでは、周りの人を味方にすることなどできません。夢の実現への第一歩は親を味方にすることです。
夢につながる写真を机の前に貼ろう!
「心の底からやりたい夢」が見つかったら、その「高まったやる気」を受験当日まで維持しなくてはいけません。時間が経つにつれて、感情は薄れてしまうからです。
やる気を維持する簡単な方法は「夢につながる写真を机の前に貼る」ことです。見ただけでテンションがあがるような写真を貼ります。そして、勉強を始める前に写真を見ながら「よし、やるぞ!」と言うだけで、気分が高揚し、やる気を維持することができます。
例えば、「パイロット」になりたいのであれば「壮大な青空の中を優雅に進んでいく飛行機の写真」などを貼ってみます。「先生」になりたいのであれば、「笑顔の子供達の写真」などを貼ってみます。写真が入手できない場合は、漫画やイラストでも良いですし、自分で描いてもOKです。
見飽きて高揚感が感じられなくなったら、写真を換えるなどの工夫が必要です。受験当日までやる気を高め続けることが重要です。
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