子供に縄跳びを教えるコツ。1回しか跳べなかった子供が、たった30分で10回以上跳べるように
子供に縄跳びを教えるコツ。1回しか跳べなかった子供が、たった30分で10回以上跳べるように
最近、子供(5才男の子)が縄跳びを始めました。
どうやら幼稚園の体操の時間にやっているようです。
でも、1回しか跳べないんですよね・・・。
本人は楽しそうに遊んでいるので、それはそれでいいんですが
「いやいや、もっと跳べるんじゃない?」
そう思って、いっしょに縄跳びを練習したら・・・
なんと10回以上跳べるようになりました。(最高14回)
かかった時間はたった30分。
やったことは次の3つです。
- 何回も見本を見せる
- 跳んだ回数を声に出して数える
- 「エアー縄跳び」で感覚を掴ませる
お子様が縄跳びで苦戦しているようであれば、ぜひ試してみてください。
子供の跳び方を見て気付いたこと
子供の跳び方を見て気付いたこと。
それは「1回跳んだだけで満足してしまっている」ということです。
たしかに「縄跳び」なので、1回跳ぼうが10回跳ぼうが縄を跳んでいます。
どちらの遊び方も間違いではありません。
ですが、一般的に私達大人は「連続して跳ぶ縄跳び」をイメージします。
一方、縄跳びを初めてやる子供にとっては、そのイメージはありません。
あるのかもしれませんが、
「縄を飛んでやる!」
その気持ちの方が強くなってしまい、とりあえず縄を跳ぶことを目標としてしまいます。
そして、1回跳んだら満足して次の動作に移れない。そんなことになってしまいます。
何回も見本を見せる
そこで、まず最初に見本を見せました。「こうやって跳ぶんだよ」と。
見本は1回だけではダメです。5回は見せる必要があります。
1回見ただけで再現できる子供なんてそうはいません。
大人ですらなかなかできることではありません。縄跳び以外のスポーツ(例えば、野球やサッカーなど)をイメージして頂くとわかりやすいと思います。
つまり、最初にやるべきは、子供の前で何回も見本を見せてあげることです。
跳んだ回数を声に出して数える
見本を見せるときに、回数を数えながらやると効果的です。
「1、2、3、・・・、10」など。
視覚と聴覚で伝えることで、よりイメージしやすくなります。
10まで数えながらやれば、子供も
「縄跳びは10回連続して跳ぶものなんだ!」
とイメージしやすくなります。
「エアー縄跳び」で感覚を掴ませる
次にやったことは「エアー縄跳び」です。
つまり、「縄跳び」を持たせずに縄跳びの練習をさせました。
縄がなければ、体力が続く限り何回でも跳べます。縄にひっかかることもありません。
「縄跳びってこんな風に跳ぶんだ」
そんなイメージを掴めるようになります。
跳ぶタイミングを掴ませる
縄跳び自体はとてもシンプルな運動です。
- 縄を回す
- ジャンプする
やっていることはこの2つだけ。
この2つだけであれば、小さい子供でも難しいことではありません。
縄跳びが難しいのは、縄に合わせてタイミングよく跳ばなくてはならないから。
縄跳び未経験の子供は、この動作がなかなかできません。
まずは、跳ぶタイミングを掴ませることが重要です。
エアー縄跳びであれば、縄にひっかかる心配がないので、跳ぶタイミングを掴みやすくなります。
見本&掛け声&エアー縄跳びの合わせ技
自分は見本を見せつつ、子供にエアー縄跳びをさせる。
さらに、「1、2、3、・・・、10」と声を出す。
これらを同時にやる。
これだけやってあげると、子供にも縄を跳ぶイメージが湧いてきます。
いざ、縄を持たせてやってみると・・・
いざ、縄跳びを持たせてやってみると・・・
なんと3回連続して跳べるようになりました。
もっと跳べそうだったんですが、3回連続して跳べたことが嬉しかったようで、そこで止めてしまったんです。
その後も、4回跳べたらそこで止めてしまう。5回で止めてしまう。
というのを繰り返しているうちに・・・
ついに、10回跳べるようになりました。
子供はとても嬉しかったらしく、家の中にいた妻のところに行って
「僕、縄跳び10回跳べたよ!」
と大きな声で報告していました。
ここまで縄跳びを始めてから30分くらいしか経っていません。
その後、もう少し練習したら、最高で14回まで跳べるようになりました。
まとめ
もし、お子様が縄跳びで苦戦しているようであれば、次の事をぜひ試してみてください。
- 何回も見本を見せる
- 跳んだ回数を声に出して数える
- 「エアー縄跳び」で感覚を掴ませる
余談ですが、縄跳びって結構疲れますよね。ダイエットにもってこいかもしれません。
悲しいことに、ジャンプすると体のお肉が遅れてついてきます・・・。
そんな情けない体とおさらばするためにも、子供といっしょに縄跳びを頑張りたいと思います。
今回の記事はここまでです。
お読み頂きありがとうございました。
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