ディスレクシア(難読症)だった私が京都大学に。「文章を読むのが苦手」は工夫次第で克服できる!
ディスレクシア(難読症)だった私が京都大学に。「文章を読むのが苦手」は工夫次第で克服できる!
私は、18歳になるまで本を1冊も読んだことがありません。
正確には、読むことができませんでした。
童話のような簡単な本でさえ1ページが限界で、2ページ先へと読み進めることができませんでした。
全く読めなかったわけではありません。
短い文章であれば読めましたし、内容も理解できました。
ですが、物凄く時間がかかりました。
全然前に進んでいかないので、2ページ目に進む頃にはヘトヘトでした。
学校の授業が理解できなかった
学校の授業も、ほとんど理解できませんでした。
理解する前に話がどんどん先へと進んでいくからです。
おそらく、普通の人が動画を2倍速で見るような感じなのではないかと思います。
そのため、辛い思いをしたことが何回もあります。
おそらく、「ディスレクシア(難読症)」でした。
ディスレクシアとは、
「”学習障害の一種で、知的能力および一般的な理解能力などに特に異常がないのにもかかわらず、文字の読み書き学習に著しい困難を抱える障害”」
のことです。(ウィキペディアより一部抜粋)
私の場合は、時間さえかければ理解できたので、「軽度の」ディスレクシアだったのではないかと思います。
今では本が読めるようになった
ですが、今では普通に本が読めるようになりました。
200~300ページくらいの本であれば、1日で読めます。
日本人の読むスピードの平均は、「1分間あたり400字~600字程度」と言われています。今の私は、そのくらい、あるいはそれ以上になりました。
この記事では、それらの経験を踏まえ、
- 文章を読むのが苦手な人に伝えたい3つのこと
- 私が苦労したこと
- 私が文章を速く読めるようになったきっかけ
などを紹介します。
文章を読むのが苦手でも京都大学に合格できた
文章を速く読めるようになったのはつい最近、30歳を過ぎたあたりから。
学生の頃は先述のようにかなり苦戦していました。
にもかかわらず、学校の成績は良い方でした。
一浪ですが、京都大学に合格できました。
弱者には弱者なりの戦い方があります。
この記事の後半で、その方法についても紹介します。
「本や文章がどうしても読めない。でも、自分の名前なら漢字で書くことができる」
そのレベルであれば、工夫次第でなんとかなる可能性が十分あります。
文章を読むのが苦手な方が、この記事を読んでいる場合
文章を読むのが苦手な方が、この記事を読んでいる場合。
おそらく、ここまで読み進めるのも一苦労だったのではないでしょうか。
ですが、ここまで読めるのであれば、文章を読む能力は十分あります。自信を持ってください。
昔の私であれば、おそらく、ここまで辿り着けません。
ただ、この記事は非常に長い文章になっています。2万文字以上、原稿用紙なら50枚以上の長文です。
文章を読むのが苦手な人にとっては、拷問に感じられるかもしれません。
「読むのが難しい」と感じられた場合は、「次の3つのこと」だけでも良いので覚えてもらえればと思います。
【その1】
練習すれば必ず文章を速く読めるようになる。ただし、すぐには速くならない。時間がかかる。根気が必要。
【その2】
短い文章を何回も繰り返し練習する。そのうちに「先」が予測できるようになる。そして、読むスピードが上がっていく。
【その3】
人には必ず長所と短所がある。自分の長所を見つけて長所を伸ばす。
それぞれについて説明していきます。無理をせずにゆっくりで良いのでついてきてください。
練習すれば必ず文章を速く読めるようになる。ただし、すぐには速くならない。
練習すれば、必ず文章を速く読めるようになります。
「自分の名前を漢字で書けるのであれば、文章は必ず読めるようになる」
が私の持論です。
小さい子供は、自分の名前を漢字で書けません。何回も何回も繰り返し練習することによって書けるようになります。
最終的には、何も考えずにスラスラ書けるようになります。
文章を読むのも同じです。何回も何回も練習すれば、必ず読めるようになります。
「すぐに読めるようになる人」と「そうではない人」がいる。ただそれだけのことです。
練習を重ねれば、前者と同じくらいになります。さらに練習すれば、その上に行くことも可能です。
普通に読めるようになるまでに「10年」はかかると思っておいた方が良い
ただし、かなり時間がかかります。
普通に読めるようになるまでに「10年」はかかると考えておいた方が良いです。
「10年」と聞くと、うんざりされるかもしれません。
でも、考え方次第です。
日本人の平均寿命は約80歳。現時点の年齢が15歳であれば、25歳からは普通に文章を読めるようになります。残りの55年間は、文章を楽しめるようになります。
もしかしたら、受験や就職までに間に合わないかもしれません。
だったら、25歳から人生を再チャレンジすればいいだけです。
昔の人の寿命は50歳未満だったと言われています。つまり、昔の人の一生分以上の時間が残されているわけです。
歳を取ったからあきらめるなんて馬鹿馬鹿し過ぎます。
あせらずゆっくりやっていけばいい
練習量を増やせば、10年もかからないかもしれません。
でも、無茶は禁物です。
文章を読むのが苦手な人が、頑張って文章を読もうとすると、物凄く頭を使います。疲労感が半端ないです。
私もそうでした。というより、いつの間にか寝ていることが多かったです。
「10年もかかるのか・・・」
ではなく、
「10年もかけていいんだ!」
そのように捉えた方が、心もラクになるのではないでしょうか?
あせらずゆっくりやることをおススメします。
私の場合、人並みに文章が読めるようになるまでに30年以上かかってしまいました。
でも、文章を読めるようになってからは世界観が一気に広がりました。
この記事を書いているときの年齢が37歳なので、もし、平均寿命まで生きながらえることができれば、残りの人生は40年以上あります。
もう一度人生をやり直すだけの時間があります。
「時間はかかったものの、文章を読めるようになってよかった」とつくづく感じています。
短い文章を何回も繰り返し練習する
文章を速く読めるようになるために一番重要なのは
「短い文章を何回も繰り返し練習すること」
です。
できれば、「書く練習」もしくは「話す練習」をメインに。
書ければ読めるし、話せれば聞けるからです。
それに、「書く・話す」の方が「読む・聞く」よりも頭を使うので、学習効率が良いです。
ただし、疲れやすくなります。ムリをせず、自分のペースでトライしてみてください。
少し先の文章を予測できるようになる
短い文章を繰り返し練習することで、少し先の文章を予測できるようになります。
例えば、
「目の前にリンゴの木が生えている。」
という文章。
普通の人は、この文章を読むだけでその情景を頭の中にぼんやりと思い浮かべることができます。
でも、文章を読むのが苦手な人は、それがなかなかできません。
なぜかというと、次のように文章を区切って読んでしまうからです。
「目の前に」・・・「リンゴの」・・・「木が」・・・「生えている」
人によっては「目の前に」を
「目」・・・「の」・・・「前」・・・「に」・・・
と読んでしまうこともあると思います。
普通の人からすると「普通に読めばいいのに」と思われるかもしれませんが、文章を読むのが苦手な人は本当に読めないんです。脳の処理が追い付かない感じです。
回数を重ねるうちに速くなる
1回目はこのように読んでしまうかもしれません。
でも、2回目になると少し速く読めるはずです。
「目の前にリンゴの木が生えている。」
この文章を10回も読めば、暗唱できるようになるはずです。
「目の前に」という言葉を見た瞬間に残りの言葉が思い浮かぶようになります。百人一首のイメージでしょうか。
つまり、「先」を予測できるようになります。
読むスピードが格段に上がります。
「ヤフーのネット記事」を例にしてみると・・・
私は、ヤフーのネット記事をよく読みます。
よく出てくるのは、「芸能人の不倫記事」でしょうか。
私は、その記事であれば1,000文字以上であっても1分以内に読むことができます。
なぜそんなことができるかといえば、記事の内容をある程度予測できるからです。
不倫の記事は
- 誰かが怒っている
- 謝罪会見をするのか?
- 復帰はいつ頃になるのか?
など、お決まりの内容ばかりです。
記事のタイトルが適切であれば、タイトルを読んだだけで内容はほぼ推測できます。
全文を読まなくても、タイトルや文章に散りばめられた言葉を拾うことで、全文を読んだのとほぼ同じ状態にすることができます。
私は今でも「文章自体」を速く読むことはできません。
ですが、「先」を予測することで、速く読めるようになりました。
「文章を読むのが遅いのであれば、予測力でカバーする」
それが文章を速く読むための一番の近道です。
かなりの文量を読む必要がある
ただし、先を予測するためには、かなりの文量を読む必要があります。
「芸能人の不倫記事」をひたすら読めば、その分野の文章を読むスピードは上がるかもしれません。
ですが、「政治関連の記事」を読むスピードは、そこまで上がりません。
それに、「政治関連の記事」でも色んな内容があります。
環境問題、年金問題、政権争い、などなど。
世の中に文章は山のようにあります。
まずは、取り掛かりやすい文章から
とはいうものの、難解な文章や興味のない文章を読むのは、苦痛でしかありません。
まずは、
- 簡単な文章
- 自分の興味ある文章
から始めることをおススメします。
どんな分野の文章であっても、日本語であることに変わりありません。
「文章の型」をマスターしてしまえば、他の分野の文章を読むときに多少はラクになるはずです。
苦手なことを地道に続けるのはなかなかつらいことですが、こればかりは頑張るしかありません。
1人で続ける自信がない場合は、親や先生などに協力してもらうことをおススメします。
自分の長所を見つけて長所を伸ばす
文章の理解に時間がかかるのは、短所かもしれません。
でも、世の中に完璧な人間なんていません。
人には必ず、長所もあれば、短所もあります。
まずは、自分の長所を見つけてみてください。その長所を伸ばすことに力を注いでみてください。
長所で短所をカバーすればいいだけです。
文章が読めないおかげで脳が進化する?
私の場合は、幸いにも「理系教科」が得意でした。そのため、学校の成績などは理系教科でカバーできました。
つい最近までは、「生まれつき理系が得意な脳だった」と思っていたのですが、もしかしたら違うのではないかと思い始めました。
脳の「言語能力に関する部分」に問題があったので、それを補うように「別の部分」が発達していったのではないか?
そう思うようになりました。
そのような事例は実際にあるようです。
短所のおかげで長所を伸ばせたとも言えます。
事実はどうかわかりませんが、そう考えた方が前向きになれます。
文章を読むのが苦手な人は、その代わりに別の能力が向上している可能性があります。
それを探すことをおススメします。
また、「理解に時間がかかる」のは考え方を変えれば長所にもなります。
そのことをまとめた記事を下のリンクに貼っておきます。
<関連記事>
「理解するのに時間がかかる」は長所だ!
一旦まとめ
ここから先もまだまだ文章は続きます。読み進められる場合はぜひお読みください。
辛いと感じるのであれば、次の3つだけでも覚えて頂ければと思います。
【その1】
練習すれば必ず文章を速く読めるようになる。ただし、すぐには速くならない。時間がかかる。根気が必要。
【その2】
短い文章を何回も繰り返し練習する。そのうちに「先」が予測できるようになる。そして、読むスピードが上がっていく。
【その3】
人には必ず長所と短所がある。自分の長所を見つけて長所を伸ばす。
お伝えしたいことは、「考え方や工夫次第でなんとかなる」ということです。
自分に自信を持って、あきらめずにチャレンジしてください。ここまでお疲れさまでした。
では、先に進んでいきます。
保護者の方や先生が、この記事を読んでいる場合
保護者の方や先生が、この記事を読んでいる場合。
「文章を読むのが苦手な子供」は一定数存在します。
「なんでできないんだ!」などのように絶対に責めないでください。
私は、小学生の頃に先生に嫌味を言われて、とても悲しい思いをしました。
20年以上経った今でも覚えています。
保護者の方や先生の「何気ない言葉」が、子供の心に深く突き刺さります。
そういう子供もいる。訓練次第でなんとかなる。ただし、時間がかかる。
そのような目で温かく見守ってあげてください。
できれば、その子の長所を見つけて、長所を伸ばしてあげてください。
短所を克服するのには、どうしても時間がかかります。
短所をカバーできるだけの長所・武器を持たせてあげることも重要です。
ディスレクシア(難読症)に気付かない可能性がある
文章を読むのが苦手な症状、ディスレクシア(難読症)に気付かない可能性もあります。
「”ディスレクシアは学習障害の中で最も多い障害であり、世界すべての地域で確認され、人口の3~7%ほどに見られるが、それがハンディとなっているのは20%程度である。”」(ウィキペディアより引用)
つまり、100人いたら症状が出るのは、3~7人。それがハンディとなるのは、1~2人程度。
逆に考えると、ディスレクシアの症状があってもハンディとならないのは、2~5人程度ということになります。
この2~5人は、「普通の人」と見なされてしまう可能性があります。
おそらく、私はこの2~5人の部類に該当するのだと思います。
実際、私は日常生活で苦労したことがほとんどありません。
だって、本なんて読めなくても生きていけますから。
それに、本を読める能力もあるのにもかかわらず、読まない人もいますからね・・・。
つまり、本を読める読めないでは、普通の人とそこまで差が出ないということです。
私が苦労したこと
ですが、すべてを普通の人と同じようにできるわけではありません。
「私が苦労したこと」をいくつか紹介したいと思います。
同じようなことをしている子供や生徒がいたら、叱るのではなく、助けてあげてください。
「音読」が上手くできない
私は「音読」が上手くできませんでした。
今では多少マシになったものの、昔の音読はひどいものでした。
先述の「目の前にリンゴの木が生えている。」という文章を音読する場合、
「目の前に」・・・「リンゴの」・・・「木が」・・・「生えている」
こんな風に読んでしまうんです。
音読するためには、次のような作業が必要です。
- 「文字」を目で見る
- 「文字」を「言葉」に頭の中で変換する
- 「言葉」を口から発する
おそらくですが、私の場合、2番目と3番目の作業が苦手だったんだと思います。
言葉を出したくてもなかなか出てこない。そんな感じでした。
学校の先生に嫌味を言われたことがある
学校の先生に嫌味を言われたことがあります。
小学校高学年の頃の話です。
順番に音読していく国語の授業がありました。
私の番になったので
「〇〇〇〇〇・・・」
と5文字くらい音読した瞬間、
「はい、次の人!」
と先生に言われてしまいました。
その瞬間、クラスメイトから
「え~!なんで?」
「可哀想じゃん!」
という声が上がり、クラスがざわつき始めました。
すると先生にこう言われてしまったんです。
「だって、全然読む気が感じられないから。じゃあ、もう少し読んでいいよ」
もちろん、私はふざけているつもりはありませんし、普通に読んでいただけです。
このときは、いきなり先生に怒られてかなりショックを受けました。泣きはしませんでしたが、目の中に涙が溜まったのを覚えています。
何で怒られたのか全くわかりませんでした。
というのも、当時はまだ自分が音読が苦手なことに気付いていなかったからです。
音痴な人が自分が音痴なことに気付かない原理と同じなんだと思います。
高校生になって、音読が苦手なことに気付く
気付いたのは高校生になってからです。
同じように順番に音読していく授業がありました。このときは英語の授業でした。
私が音読し終わった後に、先生から
「素晴らしい発音でした」
そんな一言をもらいました。
英語の音読で褒められたのは生まれて初めてだったので、そのときはちょっと喜んでしまったのですが、どう考えても自分の英語の発音が良いとは思えません。
家に帰って、英語の音読をしてみて、
「あれ?自分の音読ってメチャクチャ遅い・・・」
と気付きました。
先生に褒められたのは「嫌味」、もしくは、「よく頑張った」の意味だったのだと思います。
音読が出来なくても支障なし
音読は苦手でしたが、だからといって、とくに困ることはありませんでした。
日常生活や仕事で音読する機会なんてあまりないので・・・。
ただ、そのような道(例えば、アナウンサーなど)に進む選択肢は、自分の中で完全に消滅しました。
複雑な指示に対応できない
他にも苦労したことがあります。
複雑な指示に対応できませんでした。
例えば、
「まず○○をやって。その後に△△をやって」
そんな指示をされた場合はお手上げでした。
1つ目のことは理解できたのですが、2つ目のことは理解できませんでした。というより、言われたことすら認識できませんでした。
その結果、「なんで△△ができていないんだ!」と叱られるわけです。
もちろん、悪気があるわけではありません。でも、指示を出した側には、理解してもらえません。私もなんで怒られているのかいまいち理解できません。
真摯に取り組めばそこまで怒られない
そのせいで辛い思いをしたことが何回もありますが、幸いにも、多少怒られるくらいで済みました。
なぜかといえば、1つ目の○○については真剣に取り組んだからです。
1つ目で評価を上げて、2つ目で評価を下げる。
結果的には、プラスマイナスゼロ、若干、マイナスが大きいくらいで済みました。
「何事も真摯に取り組むことが重要だな」と思うようになりました。
「忘れるならメモをとれ!」はナンセンス
余談になりますが、私のような相手に「忘れるならメモを取れ!」というのはナンセンスです。
なぜなら、「2つ目の△△」については、認識すらしてないからです。
メモの取りようがありません。
私のような相手には、できるだけ簡潔な指示を出す、もしくは、指示を書いた紙を渡す、などの工夫が必要です。
文章を書くのに時間がかかる
文章を書くのが苦手でした。とにかく時間がかかりました。
一番苦労したのは「メール」です。
友達のメールの返信に、遅いときは30分くらいかかってしまいました。とくに長い文章でもないのにもかかわらず。(今は「LINE」ですよね。この記事を書いていて時代の流れを改めて感じました。)
メールがあまりにも苦痛過ぎて、高校生くらいのメールを止めました。用事があるときは、電話でやりとりするように。
でも、仕事でメールを避けるわけにはいきません。
社会人になったばかりの頃は、メールのやり取りが苦痛で仕方ありませんでした。
でも、不思議なもので、何回もメールを打っているうちに慣れてくるんですよね。
2年目以降は、抵抗感は若干残っていたものの、そこそこのスピードでメールを打てるようになりました。とはいっても、普通の人よりは遅かったと思いますが・・・。
おそらく、色んなところで損している
今振り返ってみると、色んなところで損していたのではないかと思います。
例えば、ゲーム。
私は、ゲームが大好きです。ジャンルを問わず、基本的には何でもやります。
その中でも好きなのがRPG系のゲームです。「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」など。
でも、RPG系のゲームって、結構、文字が出てくるんですよね・・・。
私は、その文字を全く読まずにやっていました。
だから、ストーリーがよくわかりませんし、次に何をしたらいいのかもよくわかりませんでした。
とりあえずゴリゴリ進めていく感じです。
「敵を倒して、主人公のレベルを上げていく」
ただ、それだけを楽しんでいたのではないかと思います。
本来、RPGはストーリーが面白いのに、そこを全く理解していない。
「もったいない遊び方をしていたな・・・」とちょっと後悔しています。(とくに「ファイナルファンタジーⅦ」)
テレビドラマを見たことがほとんどない
テレビドラマを見たことがほとんどありません。
おそらく、会話を理解するのが苦痛だったんだと思います。(テレビ自体、今も昔もほとんど見ません。)
「よし!ドラマを見よう!」
とチャレンジしたこともありますが、たいていの場合、第一話の最初の5分でギブアップしてしまいました。
そんな私ですが、唯一、最初から最後まで見たテレビドラマがあります。
元SMAPの草彅剛さん主演の「僕と彼女と彼女の生きる道」というドラマです。
今の若い人はきっと知らないですよね。平均視聴率は20%以上で、当時は結構話題になっていました。
ただ、このドラマだけを見た理由は自分でもよくわかりません。面白かったのだけは覚えてますが・・・。
このドラマ以外は、どんなに話題作であっても全く惹かれませんでした。
例えば、少し前であれば「半沢直樹」が話題になっていましたが、全く見たいと思いませんでした。
言語能力が向上した今であれば、ドラマをきっと楽しめるはずなんですが、「過去の言葉に対するトラウマ」が頭から離れないのだと思います。
「ドラマを見れば、もっと世界観が広がるのにな・・・」
「ちょっと損してるな・・・」
と少し後悔しています。
テレビドラマを見れるようになるのが、私にとっての1つの目標です。
文章を読めるようになったきっかけ
こんな私だったのですが、今では普通に本や文章を読めるようになりました。
そうなったきっかけが、もちろんあります。
それらについて紹介していきます。
浪人時代に現代文の記述の練習をした
現役のとき、京都大学にチャレンジして、手も足も出ずに惨敗しました。
そして、浪人することに。
浪人で通っていた予備校(河合塾)の授業で、「京大対策向けの現代文の授業」がありました。
京大は、理系にしては珍しく「現代文の記述試験」があるからです。
私にとってはとてつもなく厄介な試験でした。
でも、1年間みっちり記述の練習した結果、文章を読む力、書く力が格段に向上しました。
意識したことは次の2つです。
- 問題文を何回も繰り返し読む
- 根拠を持って回答する
問題文を何回も繰り返し読む
問題文を何回も繰り返し読みました。
1回目は物凄く時間がかかりました。
1行1行丁寧に理解していきました。
一段落読んだら一休み。そして、次の一段落を読んだら一休み。
そんな感じで読んでいました。いつの間にか寝てしまうときもありました。
でも、2回目になると1回目よりもかなり速く読めるようになります。
3回はさらに速くなります。
3回も読めば、どこに何が書いてあるかだいたいわかるようになります。
文章全体で「何を伝えたいのか」もわかるようになります。
根拠を持って回答する
問題に対して、「根拠を持って」回答するようにしました。
文章を読めても適当に回答したら、全く意味ありませんからね・・・。
現代文で点数を伸ばす一番の秘訣はここにあるのではないかと、個人的には考えています。
この授業の良かった点は、書いた答案を添削してくれたことです。
「添削されないぐらい完璧な答案を作ってやる!」
そのくらいの意気込みで毎回授業に臨んでいました。もちろん、赤字でびっしり書かれて返却されましたが・・・。
現代文の予習に丸一日かけた
その授業は週に1回でした。
その授業の予習のために、丸一日かけました。土日のどちらかを使って。
それを1年間続けました。
それだけやるとさすがに結果が出てきます。
京大実践模試の国語では平均点以上を取れるようになりました。
センター試験(2020年度からは大学入学共通テスト)も、現役の時から40点UPしました。
センター試験の対策は一切やっていません。やったことは先述のことだけです。(というより、京大の場合、センター試験の点数配分が低いのでそこに時間を使うのはもったいない。)
その頃から文章アレルギーが軽減した
その頃から、文章アレルギーが軽減しました。
先ほど紹介したテレビドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」を見たのも大学進学後です。
また、大学進学後に初めてやったゲーム「ファイナルファンタジーⅩ」は、それまでにやったゲームの中で一番面白く感じました。
こんな感じで浪人時代を経て、格段に言語能力が改善されました。
やったことは、現代文の記述問題において
- 問題文を何回も繰り返し読んだこと
- 根拠を持って回答したこと
- この2つを1年間続けたこと
の3つです。
とはいっても、もともとのレベルが低いので、この時点ではまだまだです。
読み書きのスピードは平均よりもかなり遅かったと思います。
京大実践模試でそこそこの点数を取れた理由は、試験時間がたっぷりあったからです。読むスピードの遅い私でも十分に対応できました。
私にとって相性の良い試験だったと言えます。
TOEICの勉強をしたら文章を読むスピードが上がった
不思議に思われるかもしれませんが、私はTOEICの勉強をしたら、文章を読むスピードが上がりました。
TOEICは英語検定試験の1つです。とにかくスピードを要求される試験です。
私が一番苦手とする出題形式です。
実際、初めて受けたTOEICの結果は散々でした。
410点。(満点は990点)
大学3年生のときに受けました。就職活動のためです。
TOEICの点数を履歴書の資格欄に書けるのは「600点以上」と言われています。
「410点」と書いたら「私は英語ができません」と宣言しているようなものです。
英語の資格欄は白紙で提出しました。
入社後も強制的に受験させられることに・・・
「TOEICなんて二度と受けたくない」
と思っていたのですが、そうはいきませんでした。
就職した会社が「TOEIC600点以上」取るまで許してくれなかったからです。
取るまで強制的に受験させられました。(10年以上前の話なので、今はもっと高い点数を求められると思います。)
でも、勉強しても勉強しても全く点数が伸びませんでした。
あまりにも点数が伸びないので、数万円もする「TOEIC講座」を受講したこともあります。でも、結果は変わらず。
文章や言葉を理解するのに時間がかかる私にとって、TOEICはどうにもならない試験でした。
でも、勉強しているうちにじわりじわりと点数が伸びてきて、やっとの思いで600点を取れました。初受験から5年以上かかりました。
その後、会社に関係なく、自分の意志でTOEICの勉強を続けました。
最終的には810点まで伸びました。
※ そのときの詳細を他の記事で紹介しています。下のリンクの記事です。
<関連記事>
TOEIC800点を突破する勉強法(410点→810点)
「和訳」を大量に読んでいるうちに・・・
TOEIC810点を取れるようになった頃、「日本語の文章を読むスピードも上がっていること」に気付きました。
410点から810点に上げるまでの間に、膨大な英文を読んだのですが、それと同時に大量の「和訳」も読んでいました。
知らず知らずのうちに、大量の日本語に触れていたことが、文章を読むスピードを上げるきっかけになったのではないかと思っています。
リスニング対策のおかげ?
リスニング対策が良かったのかもしれません。英語ではありますが「言葉」を大量に聞きました。
リスニング対策には「アナと雪の女王」のDVDを使いました。
100回以上は見ました。ただ、見るだけでは時間がもったいないので、ストレッチをするなど、他のこともいっしょにやりました。
ご存じのように名作なので、何回見ても全然飽きませんでした。むしろ、見る度に自分の英語力が向上していくのを感じるので楽しかったくらいです。
今までの人生でこんなにDVDを見たことはなかったので、これが言語能力の向上につながったのかもしれません。事実はわかりませんが・・・。
人生で初めて小説を読めた
「文章を読めようになってきたから、もしかして小説が読めるかも・・・」
と思い、村上春樹さんの「海辺のカフカ」を購入し、読んでみました。
自分でもびっくりしたのですが、スラスラ読めるようになっていました。もちろん、村上春樹さんの文章が読みやすいおかげでもあります。
昔の自分は童話ですら1ページ目でひっかかっていたので、その頃に比べると物凄い進歩です。ちょっと感動しました。
それからは色んな本を読むようになりました。
世界観がどんどん広がっていくのを感じました。
ブログを始めてから、書くスピードが格段に速くなった
このブログを始めてから、書くスピードが格段に速くなりました。
正確な文字数を計算したことはありませんが、おそらく「100万文字以上」の文章を書いたのではないかと思います。
原稿用紙なら「2,500枚以上」です。
さすがにこれだけの量を書くと、文章を書くスピードが上がってきます。
ブログを書き始めた頃に比べれば、2倍以上は確実に速くなりました。
一旦まとめ その2
私が文章を速く読めるようになったきっかけや、速く書けるようになったきっかけを紹介させて頂きました。
まとめると次の2つのことに集約されると思います。
- 何回も繰り返し練習した
- ただし、時間が物凄くかかった
とくに、英語の勉強。
TOEICで最初に410点を取ってから、810点を取るまでに「8年間」かかりました。
中学・高校・浪人の頃(計7年間)も、英語の勉強で手を抜いていたわけではありません。
京都大学に合格できるレベルまでは、真剣に勉強しました。
京大実践模試であれば、偏差値は70以上になりました。つまり、京大受験希望者達の中で上位2%以内に入れるレベルまで英語を勉強しました。(京大の試験は時間がたっぷりあるため、私でも対応できました。)
「15年間」真剣に勉強して、ようやく、文章が速く読めるようになりました。英語の勉強で日本語を読むスピードが上がるという、ちょっとイレギュラーな方法ですが・・・。
私のように文章を読むのが苦手な人は、同じようにかなり時間がかかる可能性があります。
でも、コツコツと続けていれば、いつかは必ず速く読めるようになるので、前向きにトライしてみてください。
受験をどうやって乗り切ったのか?
先述のように、文章を読む能力が向上してきたのは、つい最近のことです。
学生の頃はひどいものでした。
にもかかわらず学校の成績は良い方でした。
中学・高校で学年1位を取ったこともありますし、浪人したものの京都大学にも合格できました。
受験を乗り切るだけであれば、言語能力が低くても、いくらでも方法はあります。
それらの方法を紹介します。
ただし、紹介するほとんどの方法が邪道です。
「本当にどうしようもない」
そんなときだけ参考にして頂ければと思います。
学校の授業は聞かなかった
学校の授業は聞きませんでした。というより、話についていけませんでした。
おそらく、普通の人が動画を2倍速で見るような感じなのではないかと思います。
そこで、学校の授業中はひたすら自習をしました。
まずは、宿題をやりました。
宿題が終わったら、次は「次回以降の授業の予習」をやりました。
文章を読めなくても、できる勉強はいくらでもできます。
例えば、
- 英単語を覚える
- 漢字を覚える
- 歴史の登場人物の名前を覚える
など。
それらをひたすらやりました。
時間が余ったら「テスト勉強」をやりました。
授業は聞かなかったのですが、その代わりに授業中はひたすら勉強しました。
そのため、家に帰ってからの時間は自由に使えました。(ゲームやり放題です。)
テスト前もかなりラクになりました。
授業を聞けるのであれば、聞いた方が良い
ただ、何度も言いますが、決しておススメできる方法ではありません。
まず、先生からの印象が物凄く悪くなります。推薦などを狙う人はやらない方が良いです。
それに、この方法が上手くいくのは、今の教育が「詰め込み教育」だからです。
内容を理解しなくても点数が取れてしまう、という現教育の問題点を悪用した勉強法です。
このような勉強をしても、社会に出てからは全く役に立ちません。将来、困ることになります。
それに、「授業を聞かなかったせいで、どんどん理解力が下がっていく」という悪循環に陥っていたようにも思います。
授業を聞けるのであれば、やはり聞くに越したことはありません。
ノートを取らなかった
ノートも取りませんでした。
理解できていない状態でノートを取っても全く意味がありません。
それに、私は字が汚かったので、後に読み返したいとは全く思いませんでした。
ただ、板書を写さないと、教科書の問題の解答がわからないといったデメリットがあります。
そこで私は、「教科書ガイド」を活用しました。国語と英語の2教科。
教科書ガイドには、問題の解答が書かれています。
それに英語の和訳や単語の意味も載っているので、予習の時間も格段に削減できます。
ただ、教科書ガイドは、学校の授業を崩壊させ得るものです。
先生や友達とのトラブルに発展する可能性があります。利用する場合は、学校に持っていかない方が無難です。
また、教科書ガイドを購入する場合は、出版社などをしっかり確認してください。
教科書には色んな種類があります。出版社が違う場合もありますし、出版社が同じでも学校で使っているものとは違う可能性があります。
ノートを取るのはおススメできない
個人的には、学校の授業でノートを取るのは良くないのではないかと考えています。
ノートを取っている間は、黒板をただ写しているだけです。
頭を使うわけではありません。
勉強しているようで、実は、ただ時間をムダにしている。そのように感じます。
それに、おそらくですが、これからの時代は「ノートを取る習慣」がなくなっていくように思います。パソコンやタブレットなどがあるので・・・。
とはいうものの、その時代が到来するまでは、上手く対応していくしかありません。個人的には、できる限りノートを取る量を減らした方が良いと思っています。
例えば、教科書に書き込んでいくなど。
だって、黒板に書かれている内容のほとんどは教科書に既に書かれてますからね・・・。
そう考えると、やはりノートを取る作業はムダに感じてしまいます。
※ あくまで私の感想です。
文系教科は「単語カード」と「穴あき問題集」で勉強した
文系教科は「単語カード」と「穴あき問題集」で勉強しました。
つまり、単語やキーワードなどをひたすら暗記しました。
この方法であれば、文章が読めなくても全然問題ありません。
この方法の欠点は、内容をしっかりと理解できないことです。
例えば、
「江戸幕府を開いたのは誰?」
→「徳川家康」
このように回答できるようになります。学校のテストはこれで点数が取れてしまいます。
でも、これに何の意味があるんでしょうか?
「3丁目に住んでいるのは誰?」
→「田中さん」
これとそれほど変わりません。
本来、時代背景や、その後の影響などまで理解しなければ歴史を勉強する意味はありません。
でも、この方法で点数が取れてしまうんですよね・・・。現教育の問題点です。
私はこのように覚えてしまったのですが、この方法はおススメできません。
まずは、教科書をしっかりと理解する。補助的に「単語カード」や「穴あき問題集」を利用する。
そんな流れが良いのではないかと思います。
決して記憶力が良いわけではない
私は記憶力が良いわけではありません。むしろ、悪い方です。
そもそも、文字の意味を理解するのに時間がかかるので・・・。
でも、何回も何回も繰り返せば、覚えることができます。
極端な話、100回も繰り返せば、さすがに覚えることができます。
先ほども述べたように、
「自分の名前を漢字で書けるのであれば、記憶力は十分」
と私は考えています。
単語カードを使ったおススメの勉強方法を下のリンクで紹介させて頂きます。
<関連記事>
単語カードのおススメの使い方。たった1分で1単語を長期記憶に
幼稚園の頃から公文式を習っていた
幼稚園の頃から公文式を習っていました。小学生高学年くらいまで。
算数と国語の2教科。
そのおかげで算数(数学)は物凄く得意になりました。とくに計算スピードが速くなりました。
国語に関しても、公文のおかげで、致命的な状況にならなかったのだと思います。
ただ、その当時から公文で出題される文章は全く理解していませんでした。
その代わりに「国語の解法パターン」を身につけました。
例えば、「『それ』は何を示すか?」という問題があった場合。
簡単な問題であれば、その一行前に答えがあります。文字数も指定されているので、文字数を数えて言葉を選び出せば、高い確率で正解に辿り着けます。
このように、全く文章を理解していないのに、国語の点数を取れるようになってしまいました。それも良くなかったと思います。
理系教科はひたすら問題を解いた
理系教科は得意でした。おそらく、公文のおかげです。
理系教科はひたすら問題を解きました。
ただ、教科書はいっさい読みませんでした。
そのため、肝心なところが理解できていないことが多々ありました。
もし昔に戻れるなら、教科書を徹底的にマスターする
今振り返ると、あまり良くない勉強法だったと思います。
もし昔に戻れるなら、教科書を徹底的にマスターします。
文章を読めるようになってから、教科書を確認したことがあるのですが、「物凄い良書」であることに気付きました。
わかりやすくてシンプルです。
教科書を出版する際には、色んな人の審査が入ります。
出版された後は、日本中の先生達に審査されます。
そうやって磨き抜かれた本が悪いものであるはずがありません。
ただ、欠点もあります。
それは省略され過ぎていること。
例えば、歴史。
人類2,000年以上の史実があんなに薄い本に集約されてしまっています。
史実上の色々な面白い出来事も省略されてしまっています。
ですが、幸いにも現代はネットがあります。調べればすぐに色んな情報が手に入ります。
教科書をベースで勉強して、ネットで情報を補足していく。
そんな勉強が良いのではないかと思います。
この記事を書こうと思ったきっかけ
この記事を書こうと思ったきっかけがあります。
Tik Tokerの「のぐひで」さんに感銘を受けたからです。
50歳くらい(?)の方なんですが、ダンス動画をTik Tokeに投稿されています。
その動画がどうやら話題になっているとのことで、実際に見てみると・・・
たしかにメチャクチャ面白かったです。
ただ、ふと「なんで面白いんだろう?」とも考えてしまいました。
世の中にダンスをできる人はたくさんいます。60歳以上の方であっても。
でも、他の誰かが、のぐひでさんの真似をしても、同じような面白い動画にはならない気がしました。
つまり、「のぐひでさんにしかできない」ということです。
そんな魅力的な個性があるから、色んな人を惹きつけるのではないか。そんな結論に辿り着きました。
自分にしかできないことは何なのか?
一方、私の場合。
私は、このブログで200記事以上書いています。
ですが、書いている内容は、他の人でも書ける内容ばかり。
「のぐひでさんと同じように、自分にしか書けない記事はないだろうか?」
そう悩んでいたときに、思い付いたのがこの記事でした。
「人生を振り返って一番苦労したこと」というのは、その人にしか伝えられない言葉の重みがあるように思います。
つまり、「私が苦労した言語能力に関する記事は、きっと私にしか書けない」
そんな思いでこの記事を書きました。
そして、「そのような記事は、私と同じように悩んでいる人の役に立つはず」
そんな思いもあります。
もし、この記事が誰かの役に立つのであれば、「文章を読むのが苦手」は、短所ではなく、「gift(ギフト)」つまり「天賦の才能」だったのかもしれません。
昔はつらい思いをしましたが、今はそう思えるようになりました。物事を前向きに捉えることって重要ですね。
まとめ
思いの他、長文になってしまいました。最後にこの記事をまとめたいと思います。
文章を読むのが苦手な人に伝えたい3つのこと
【その1】
練習すれば必ず文章を速く読めるようになる。ただし、すぐには速くならない。時間がかかる。根気が必要。
【その2】
短い文章を何回も繰り返し練習する。そのうちに「先」が予測できるようになる。そして、読むスピードが上がっていく。
【その3】
人には必ず長所と短所がある。自分の長所を見つけて長所を伸ばす。
保護者の方や先生に伝えたいこと
世の中には「文字の読み書きが苦手な子供」が一定数います。割合としては、100人いれば、3~7人程度。
時間をかければ、能力は必ず向上していきます。
「叱る」などの行為はできればお止め下さい。長い目で見守ってあげてください。
また、長所を見つけて長所を伸ばしてあげてください。
記事はここまでです。お読み頂きありがとうございました。
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