たった1秒「ありがとう」でネガティブからポジティブに
たった1秒「ありがとう」でネガティブからポジティブに
「ありがとう」って不思議な言葉ですよね。
言った側も、言われた側も幸せな気分になる。
しかも、「人」ではなく「物」に対しても効果があります。
つい最近、この「ありがとう」の威力を痛感しました。
「ありがとう」で食器洗いが楽しくなった!
「ありがとう」で食器洗いが楽しくなりました。
もともとそんなに嫌いではないのですが、疲れているときなどには、面倒くさく感じてしまいます。とくに、大量に溜まった食器を見るとため息が・・・。
ですが、この考え方はおかしなことに気付きました。
なぜなら、流しに溜まった食器達のおかげで、美味しいご飯を食べれたからです。
役目を果たし、汚れているわけです。食器達が自分から好き好んで汚れたわけでもありません。
その食器達に対して「はぁ。面倒くさいな・・・」なんて思うのは最低ですよね。
本来なら「ありがとう」「おつかれさん」。そんな一言があってもいいくらいです。
もちろん、相手は「人」ではなく「食器」なので、そこまで言う必要はないのかもしれません。
ですが、私はあえて言ってみることに。
すると・・・
イヤな気持ちが一瞬で消え去りました。むしろ、「もっと綺麗にしてあげよう」。そんな気持ちが湧いてきました。
「ありがとう」。たったそれだけで、ネガティブな気持ちからポジティブな気持ちへと変わりました。
「『ありがとう』って凄いな!」と感じた次第です。
※ ちなみに、食器洗いは妻が8割方やってくれています。私はたまにだけです。
たった1秒でネガティブからポジティブに
「ありがとう」と言うのに、必要な時間は1秒程度。
つまり、たった1秒でネガティブな気持ちからポジティブな気持ちになれます。
改めて考えると物凄いことですよね。ある意味、最強の言葉かもしれません。
こんな便利な言葉を使わない手はありません。
考え方次第でどんなことにも「ありがとう」を使える
考え方次第でどんなことにも「ありがとう」を使うことができます。人に対しても、物に対しても。
例えば、身の周りにいる厄介な人(嫌いな人)に対しても。
このような人に対しても、感謝すべきところが必ずあります。
例えば、「この人のようには絶対なりたくない!」と思うのであれば、その人はあなたにとっての「反面教師」。貴重な存在です。
「私の前に反面教師として現れてくれてありがとう。これで私はあなたのようにならなくて済む」
そう思うだけで、イヤな気持ちが減ります。
心の底から「ありがとう」と思わないと意味がない
ただ、「心のこもっていないありがとう」では効果がありません。むしろ、逆効果になることもあります。
例えば、コンビニの店員さん。目も合わせずムスッとした表情のまま「ありがとうございました~」っていう人いますよね。
言われても全く嬉しくないですし、逆にイラっとすることさえあります。
店員さん側からしても「はぁ。言うの面倒くさいな・・・」。そんな感じだと思います。
バイトで働いている店員さんにとっては、お客さんなんて来ても来なくても時給は変わらないですからね。むしろ、来ない方が良いのかもしれません。心のこもった「ありがとう」を求めること自体が間違っているようにも思えます。
でも、日本の風習的に「ありがとう」を言わなきゃいけない。上から言えと指示される。
その結果「上っ面だけのありがとう」を言う。そのような「ありがとう」は、お互いにネガティブな感情を引き起こしてしまいます。
心の底から「ありがとう」と言うためには、「感謝できるポイント」を見つける必要があります。
「感謝できるポイント」の見つけ方
この「感謝できるポイント」の見つけ方は至って簡単です。
「その人や物がなくなったら、何が困るのか?」
を考えるだけです。
先述のコンビニの店員さんの例であれば、「お客さんが来なければ、何が困るのか?」を考えてみるだけ。
お客さんが来なければ、お店にお金が入ってきません。つまり、バイト代ももらえません。というより、クビになってしまいます。
そう考えると、やはりお客さんが来てくれることはありがたいわけです。
「私にお金をくれてありがとう」
そう思えば、自然と心のこもった「ありがとう」が言えるようになります。実際、お客さんが支払ってくれたお金の数%が自分の手元にくるわけですから。
身の周りの人や物に少なからず助けられている
身の周りの人や物には少なからず助けられています。
とくに「自分がイヤだな・・・」と感じることは、イヤだと思う分だけ助けられている可能性があります。
だって、本当にイヤならそこから離れればいいだけなのに、それができないわけですから。
例えば、「会社に行くのがイヤだな・・・」
と感じるのであれば、会社なんて辞めてしまえばいい。
でも、辞められないのであれば、それだけの価値を会社から提供されているということ。給料や人とのつながりなど。
「安定した暮らしを提供してくれてありがとう」
「この人とつながりを持たせてくれてありがとう」
などと思うことで、ネガティブな気持ちをポジティブな気持ちへと変えることができます。
感謝ポイントが見つからない場合
もしかしたら、感謝ポイントが見つからないこともあるかもしれません。
つまり、「その人や物がなくなっても、全く困らない」。そんな場合。
にもかかわらず、その人や物のせいで不快に感じるのであれば、自分にとってメリットなし。関わるだけ損です。
そんなときは、勇気を持って縁を切ってしまうことをおススメします。
ただ、物に関しては捨てればいいだけですが、人に関しては少々厄介です。
逃げても追いかけてくる可能性があるので・・・。
自分だけではどうしようもない場合は、相手より権力のある人(例えば、その人の上司など)に助けてもらうことをおススメします。
まとめ
「ちょっとイヤだな・・・」
「面倒くさいな・・・」
そんなときは「ありがとう」と言うことをおススメします。
たった1秒でネガティブな気持ちからポジティブな気持ちになれます。
今回の記事はここまでです。お読み頂きありがとうございました。
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