「理解するのに時間がかかる」は長所だ!
「理解するのに時間がかかる」は長所だ!
「理解するのに時間がかかること」は短所だと思われがちです。
実際、少し前まで私もそう思っていました。私は理解するのに時間がかかるせいで辛い思いをした経験が何度もあります。
ですが、今では「自分の個性であり、長所である」と自信を持てるようになりました。
なぜなら、
- 苦労して理解したことは記憶が定着しやすい
- 多くの人にメッセージを伝えることができる
と気付いたからです。
「理解するのに時間がかかること」は自分の考え方次第で、長所にも短所にもなります。
この記事を元に動画を作成しました!(1分30秒くらいの短い動画です)
苦労して理解したことは記憶が定着しやすい
苦労して理解したことは記憶が定着しやすくなります。
「理解するのが遅い人」は、理解するのに時間がかかるかもしれません。苦労するかもしれません。
ですが、その代わりに頑張って理解さえしてしまえば、その後は忘れにくくなります。記憶が定着します。その知識は自分の財産になります。
一方、「理解するのが早い人」は、すぐに理解できてしまいます。苦労しません。その代わりにすぐに忘れてしまう可能性があります。
時間が経つと「理解するのが遅い人」が有利になる
時間が経つと「理解するのが遅い人」が有利になります。
例えば、1ヶ月後に似たようなことを理解する場合。
理解が遅い人は、すでに覚えているので改めて理解する必要がありません。
一方、理解の早い人は、忘れてしまっているので一から理解し直さなくてはいけません。
つまり、1ヶ月後は「理解するのが遅い人」が有利になります。
知識がどんどん広がっていく
苦労して理解したことは自分のコアな知識となってくれます。
その知識と似たようなことはすぐに理解できるようになります。
知識と知識が手を結び合うようにどんどん知識の輪が広がっていきます。
長期的にみれば長所になる
短期的にみれば、短所であることは間違いありません。しかし、長期的みれば、長所になります。
人生は長いので、今のうちに苦労して理解しておけば、将来、自分の武器がどんどん増えていきます。
つまり、「理解するのに時間がかかる人」は「大器晩成型」ということです。
あきらめずに理解すべし
ただし、理解するのをあきらめてしまったら、本当に短所になってしまいます。
「自分は大器晩成型だ!」と自分を信じて、時間がかかってもあきらめずに理解することが重要です。
知識の輪を広げていけば、いつか「理解するのが早くなる日」がやってきます。
多くの人にメッセージを伝えることができる
「理解するのに時間がかかる人」の長所はまだあります。
それは「多くの人にメッセージを伝えることができること」。
世の中には、
- 理解の早い人
- 理解の遅い人
がいます。割合で考えたら半々くらいです。
「理解の早い人」は、「このくらいわかるだろう」と省略して説明してしまいます。約半数の「理解の遅い人」には理解できません。
「理解の遅い人」は、物事を丁寧に説明することができます。「理解の遅い人」「理解の早い人」両方が理解できます。
このことは非常に重要です。
例えば、組織の上に立ったとき、「全員の力を集めることができる」のと、「半分の力しか集めることができない」のとでは、組織力に雲泥の差が出ます。
また、何かを販売する場合にも、より多くの人に理解してもらえた方が、売り上げが伸びます。
つまり、「理解するのに時間がかかる」からこそ、より多くの人にメッセージを伝えることができます。
これは、「理解の早い人」にはない「強み」です。
「理解するのに時間がかかる」は個性であり、長所
- 苦労して理解したことは記憶が定着しやすい
- 多くの人にメッセージを伝えることができる
これらのことは「理解するのに時間がかかる人」の個性であり、長所です。
ただし、理解するのをあきらめてしまったら、ただの短所になってしまいます。
自分を「大器晩成型だ!」と信じて、あきらめずに突き進むことをおススメします。
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