天職を見つけたければ、ドンドン転職しよう!
天職を見つけたければ、ドンドン転職しよう!
世の中には数えきれないほどの職業があります。
しかし、日本では職業を1つに絞ってしまう傾向があるような気がします。
医者なら医者を、弁護士なら弁護士を、会社員なら会社員を。とくに、会社員の場合は会社が倒産しない限り、同じ会社に勤め続ける人が多いような気がします。
大学卒業後に就職すれば22歳、65歳まで働くとすると43年間同じような仕事。
仕事が楽しくて楽しくて仕方ない。そんな方は何年でも同じ仕事をしても苦痛ではないと思います。しかし、そんな人は多くないはず。
にも拘わらず1つの職業に固執するのは不自然です。
年齢制限がある職業を除けば、何歳からでも新しい仕事にチャレンジできます。
「今の職業が向いてない・・・」
そう感じる方はドンドン転職することをおススメします。
向き不向きは比較対象がないとわかりにくい
1つの仕事だけを続けた場合、その仕事が自分に向いているのか、向いていないのかを判断するのが難しくなります。
なぜなら、比較対象がないから。
2つ以上の職種を経験することで、向き不向きを判断しやすくなります。
つまり、転職を繰り返すことで、自分の本来進むべき道が見えてきます。
明らかに向いていない場合
ただ、明らかに向いていない場合があります。
「明日の仕事がイヤだな・・・」
なんて感じる人は十中八九、その仕事は向いていません。
人間関係が原因の場合もあるかもしれません。
しかし、その場合は「仕事の楽しさ」が「人間関係の不快さ」に劣っているということ。
もし、心の底から仕事が楽しければ、人間関係など気にならないはずです。
「仕事が物足りないな・・・」
なんて感じる人も、おそらくその仕事が向いていません。もっとハードで楽しい仕事はいくらでもあります。
明らかに向いている場合
「明日の仕事が来るのが待ち遠しい」
「仕事のことを考えると、楽しくて夜も眠れない」
そんな人は、その仕事が明らかに向いています。
就職して3年未満に転職するのはおススメしない
かといって、何も考えずにポンポン転職すると痛い目に合います。
就職して3年以内に転職するのは、あまりおススメできません。
理由は2つ。
1つ目の理由は、短期間で向き不向きを見極めるのが難しいから。
たいていの場合、そこそこ仕事ができるようになるのに1年はかかります。2年、3年続けることでやっと半人前になり、仕事の面白さがわかってきます。
3年未満にやめてしまうと、向き不向きを見極めるのが難しくなります。
2つ目の理由は、転職しにくくなるから。
就職後すぐ辞めた経歴があると、会社側は採用するのを躊躇します。
自分の会社もすぐに辞めてしまうかも、と判断される可能性もありますし、スキルが未熟だと判断される可能性があるからです。
転職するのであれば、就職後3年以上経ってからがおススメです。
中途採用している会社であれば、転職に躊躇する必要はない
転職しようとすると
「ここまで育ててやったのに・・・。この恩知らずが!」
などと言われてしまいそうです。
ですが、この道理が通用するのは中途採用をしていない会社のみ。
もし、中途採用をしている場合、自社も他社が育てた人を横取りしています。
プラスマイナスゼロ。つまり、転職に躊躇する必要はありません。
それに、同じメンバーで仕事をしているとラクですが、同じような考え方しかできなくなり、長期的には発展が見込めません。会社のためにも人の入れ替えが必要です。
ただし、感謝の気持ちは忘れずに。いっしょに働いた以上、少なからずお世話になったはず。
ここで感謝の気持ちを持てない人は、どの職場に行ってもきっと上手くいきません。
自分を求めてくれる人がいなければ転職できない
当たり前のことですが、自分を求めてくれる人がいなければ転職できません。
どんなに自分が「この仕事をやりたい!」と望んでも、自分を求めてくれる人がいなければ、その職業に就くことはできません。
常日頃から自己研鑽をして、スキルを磨いておくことが重要です。
できる限り貯金をしておくべし
転職する場合には、何かと費用が発生します。引っ越し、新しい道具の購入、書籍の購入など。
場合によっては、転職で給料が下がる可能性もあります。
転職時には、半年分の生活費くらいは貯金しておくことをおススメします。
給料は二の次
よくやってしまう失敗が、給料で仕事を選んでしまうこと。
その場合、「やりたいこと」ではなく「給料」で仕事を選ぶことになります。天職に辿り着く可能性が低くなってしまいます。
まずは、自分がやりたいこと、やってみたいことを探すことをおススメします。給料は二の次です。
一度きりの人生、いろんなことをした方が楽しい
一度きりの人生です。いろんなことをした方が楽しいに決まってます。
筆者自身もいろいろな職業を経験してきましたが、その度に新たな発見、自己成長感がありました。
もし、今の仕事が向いてないと感じる方はドンドン転職することをおススメします。