根拠を持って判断する習慣を。人まかせや運まかせはやめよう
根拠を持って判断する習慣を。人まかせや運まかせはやめよう
生きていると判断(決断)しなくてはいけない機会が増えてきます。
しかも、年齢を重ねるごとに少しずつ重い判断を迫られるようになります。
- 大学はどこにいくのか
- どこに就職するのか
- 誰と結婚するのか
など。
また社会人になると、仕事の中でも判断しなくてはいけない機会が増えてきます。
A案とB案どっちでいくか?
など。
その判断は人まかせや運まかせになってないでしょうか?
人まかせや運まかせにしても良いことはありません。
責任をとることができるか?
人まかせや運まかせにしても、良い結果が出るときがあります。
でも逆に、悪い結果が出るときがあります。
そのときもしっかりと自分で責任を負えるでしょうか?
人まかせや運まかせにしても、他人や神さまが責任をとってくれるわけではありません。
責任を負うのは自分です。
他人や神さまのせいにしても後の祭りです。
成長スピードが遅くなる
また、人まかせや運まかせにすると成長スピードが遅くなります。
なぜなら、失敗したときの原因を追究できないから。
「なんで失敗したんだろう?」
「次はどうすればいいんだろう?」
このようなことを考えられなくなります。
人まかせにした場合には「あの人に頼ってはいけない」くらいのことしかわかりません。自分の成長はほぼゼロです。
運まかせにした場合には、それこそ何もわかりません。サイコロで決めた場合には、「このサイコロ信用ならんな」。こんなことくらいしかわかりません。不毛すぎます。
嬉しさや悔しさが半減する
また、嬉しさや悔しさも半減してしまいます。
成功してもいまいち嬉しくありませんし、失敗してもいまいち悔しくもありません。
根拠を持って判断する習慣をつけよう!
根拠を持って判断する習慣をつけることをおススメします。
自分で根拠を持って判断すれば、失敗したときに
「この根拠のどこが間違っていたんだろう?」
と、一歩踏み込めるようになります。
同じような状況に出くわしたときに、より良い判断をできるようになります。
成長もできるし、責任も取りやすくなる。嬉しさや悔しさもある。
こちらの方が断然おススメです。
期限までの長さによって対応が若干変わる
ただ、人生の中で選択を迫られるのは答えがわからないものばかり。
決断して結果が出て初めて、その選択が良かったのか悪かったのかがわかります。
つまり、根拠を見つけるのは容易ではありません。
期限までに時間あれば、根拠を徹底的に考える、調べることをおススメします。
期限までに時間がないのであれば、直感で決めるしかありません。ただ、直感といっても適当に決めてしまっては意味がありません。
直感にも意味を持たせることが重要です。
「この案件は過去の〇〇に似てるな。じゃあ、こっちの方がいいだろう」
などです。
生きていれば自分自身がいろんな経験をしているはず。また、テレビや本などから他人の経験を少なからず自分の知識として取り入れているはずです。
自分の頭の中の知識を辿っていけば、似たような経験がきっとあります。
直感で決める場合も、適当ではなく、自分の頭の中から根拠を捻りだすことが重要です。
全くわからない場合は人まかせや運まかせで
ただ、世の中には全く見当がつかないようなことがたくさんあります。
例えば、アインシュタインの相対性理論。「この途中式、こっちとこっち、どっちがいいと思う?」なんて聞かれても、一般人には全くわかりません。(当然私もわかりません。)
その場合は人まかせや運まかせにするしかありません。
ただ、このときも「自分には全くわからない。だから、人まかせにしよう。運まかせにしよう。」
このように考えることが重要です。この場合は、自分なりに判断をしています。
一方、何も考えずに人まかせにしよう、運まかせにしよう、と考えるのはNGです。
行動だけみれば同じかもしれませんが、前者の場合は自分のわからないことを明確にしています。
「これはできる」
「これはできない」
このような知識を蓄えていくことも重要です。判断スピードが速くなります。
まとめ
根拠を持って判断する習慣を身につけることをおススメします。
- 結果に対して責任をとれるようになる
- 成長スピードが速くなる
- 嬉しさや悔しさを感じれるようになる
などメリットばかりです。
直感で選ぶときも、自分の頭の中から根拠を捻り出すことが重要です。
人まかせや運まかせにする場合も「これは自分には手が負えない」など、自分で判断することが重要です。