焦った時点ですでに負け。まずは冷静に
焦った時点ですでに負け。まずは冷静に
「ヤバイ!寝坊した!」
こんなときメチャメチャ焦りますよね。
でも、焦った時点で負けはほぼ確定です。
まずは冷静になることをおススメします。
例えば、寝坊してしまった場合
例えば、寝坊してしまった場合、
時間に間に合わない→負け
バタバタして忘れ物をする→負け
急いで事故を起こしてしまう→負け
忘れ物もせず、事故も起こさず、時間に間に合う→勝ち?
最後の1つ。果たしてこれを「勝ち」と呼んでいいのでしょうか?
おそらく、朝からヘトヘトになります。集中力が低下すれば、ミスを犯しやすくなります。
そういった意味では、勝ちではなく、やや負けといったところでしょうか。
つまり、焦る状況を作った時点で、どうあがいても負ける可能性が高いということです。
負けを取り戻そうとすると、負けが膨らんでいく
負けを取り戻そうとすると、負けが膨らんでいきます。まるで、ギャンブルのように。
例えば、急いで事故を起こしてしまった場合。
ゆっくりと落ち着いて行けば、遅刻だけで済んだものが、遅刻に加えて事故までセットに。最悪です。
たいていの場合、焦るとミスを犯しやすくなります。
そして、2度手間3度手間に。場合によっては取返しのつかないことに。
負けがどんどん膨らんでいきます。
焦ったときこそ冷静に
そうならないためにも「焦ったときこそ冷静に」。
先述のように「焦る状態を作った時点で」負けです。
どうあがいても負ける可能性が高い。
だったら、そこで、一旦気持ちをリセットした方がいい。
冷静になれば、ミスが少なくなります。ゴールへ最短で進める可能性が高くなります。場合によっては、勝てるかもしれません。
焦る状況を作ってしまった場合は、一旦気持ちを切り替えて冷静になった方が良い結果につながりやすくなります。
気持ちを切り替えるには
ですが、焦っているときは頭がパニック状態。気持ちを切り替える余裕なんてありません。
そういった意味では、やはり焦る状況を作ってしまった時点で負けです。
焦る状況を作らないのがベストですが、なかなかそうはいきません。(理由は後で説明します。)
そこでおススメなのが、普段から冷静に考えるクセをつけておくこと。
例えば、
朝起きてからの数分間、冷静に考える時間を作る。
夜寝る前の数分間、冷静に考える時間を作る。
などです。
冷静な判断や思考は一朝一夕で身につくものではありません。日頃から訓練する必要があります。
もし、身についたとしても、焦る状況下では、冷静ではいられないかもしれません。でも、訓練していない人に比べれば、冷静でいられる可能性が高くなります。
そもそも、焦る状況を作らなければいい?
そもそも、焦る状況を作らないことがベストです。ですが、なかなかそうもいきません。
なぜなら、焦る状況は「不測の事態」から生まれるからです。
不測のことを予測するのは簡単ではありません。
例えば、寝ている間に目覚まし時計が故障してしまった場合には、もうお手上げです。
これは、不測の事態。
「いや、目覚まし時計が壊れるなんて予測の範囲内だ!2個セットすればいい!」
このような考えもあるかもしれませんが、2個とも壊れてしまったらどうしようありません。
もちろん、そのような確率は極めて低いのですが、可能性はゼロではありません。つまり、不測の事態はどうやっても発生し得るということです。
とはいっても、できる限り対策を
とはいっても、「頑張れば予測できる事態」もあります。
例えば、夏休みの宿題。
夏休みの宿題なんて、後でやろうとすれば焦るに決まっています。
ですが、多くの人は後でまとめてやろうする。
そして、「あれ?こんなはずじゃなかったのに・・・」と、まるで不測の事態かのように考えてしまう。
これは当然、頑張れば予測できること。というより「見て見ぬふりをしている」といった方が正しいかもしれません。
このような「見て見ぬふりをしているもの」は、身の周りにたくさんあるはずです。
やるのが面倒くさい、でも、いつかは必ずやらなくてはいけない。そんなものです。
これらが焦りを生む原因の1つです。
こういったものは、さっさと片付けてしまうことをおススメします。
後でやらなくてはいけないものは、先に片付けてしまう。
そうすれば、焦る状況を減らすことができます。
まとめ
焦っても何もいいことはありません。
まずは、冷静に。そのためには日々の訓練が重要です。
また、予測の出来る「不測の事態」はさっさと片付けてしまうことをおススメします。