動くものが2つ以上あるときは1つだけに集中しないように

動くものが2つ以上あるときは1つだけに集中しないように


 
動くものが2つ以上あるときは1つだけに集中しないように。

 
「なんのこっちゃ」って思われるかもしれませんが、このことは意外と重要です。
 

例えば、車を運転しているとき

例えば、車を運転しているとき。

運転していると「動くもの」がたくさん目に入ってきます。前を走る車、対向車、歩行者など。

 
しかし、どれか1つだけに集中してしまうと事故を起こす可能性が高くなります。

対向車だけ」に注意していた場合、「前の車」が急ブレーキをかけたら、気付かずにぶつかってしまいます。

 
動くものが2つ以上あるときは1つだけに集中しないように

当たり前のことなんですが、実践するのはなかなか難しい。普段から「意図的に」注意する必要があります。

「強制的に」視線を奪われてしまう場合がある

運転に慣れている人は「1つにだけ」に集中することはほとんどないと思います。

でも、「強制的に」視線を奪われてしまう場合があります。

 
例えば、子供が元気よく歩道を走り回っている場合。子供の挙動は予測しにくいので、視線がそちらに奪われてしまいます。

 
他にも例えば、交差点に美女、もしくは、美男が立っていたらどうでしょうか?

交差点に好きな芸能人が立っている状況を想像するとわかりやすいと思います。

おそらく、多くの人は少ならからず視線がそっちに奪われてしまいます。たとえ前から危険が迫っていたとしても・・・

動きが激しいものなどに視線が奪われやすい

動きが激しいもの、自分に迫ってくるもの、自分の興味を強く惹くもの、などに視線が奪われやすくなります。

 
これらは本能的なものなので、ある意味仕方ありません。

ですが、だからこそ普段から強く意識しておく必要があります。

なぜなら、「2つ以上のものが動く状況」なんていくらでもあるからです。

2つ以上のものが動く状況は他にも・・・

例えば、子供が2人いるとき。

片方の子供にばかり気をとられていたら、もう片方の子供に目が届きません。

 
他にもスポーツ。

チームで行うスポーツであれば、そこら中の人や物が動き回ります。1つだけに集中していたら、おそらく上手くいかないし、ケガにもつながります。

 
そもそも、自分が移動すれば周りの景色が自然と動きます。生きている限り「2つ以上のものが動く状況」はいかなるときにも発生します。

1つのものに集中しないようにするためには

1つのものに集中しないようにするためには「意図的に焦点を合わせないようにすること」が重要です。「ぼんやり見る」といった感じでしょうか。

注意を惹くものに焦点を合わせてしまうと、目はそれをロックオンして追い続けてしまいます。

 
「2つ以上のものが動いている」、もしくは「2つ以上のものが動く可能性がある」

そんな時には、意図的に「ぼんやりと見るクセ」をつけることをおススメします。

 
動いているものに対しては本能的に目が追ってしまいます。そうならないために、普段から訓練する必要があります。

安全運転やスポーツ成績向上にもつながる

動くものが2つ以上あるときは1つだけに集中しないように。

当たり前のことですが、実践しようと思うとなかなか難しい。

 
2つ以上のものが動いていたらぼんやりと。

 
普段から訓練することをおススメします。

安全運転やスポーツの成績向上にもつながります。