子供用フラフープは大人でも回せるの?回る原理は?

子供用フラフープは大人でも回せるの?回る原理は?

 
コロナのせいで外出自粛の毎日。

外にいけないとストレスが溜まるし、運動不足になりがちに・・・。

 
自分はまだいいとしても、子供がちょっと可哀想。

そう思い、トランポリンとフラフープを買うことにしました。

 
トランポリンは子供も大喜び。

 
ですが、フラフープの方は・・・

 
全然上手くできません。(でも、子供が腰ではなく足をバタバタ動かしている姿を見て癒されました笑)

 
親として見本をみせたいものの、実は、これまでの人生で一度もフラフープをやったことがありません。

 
いざチャレンジしてみると、なんと全く回りません。回る気配すらありません。

子供はその様子を見て笑ってくれていたので、それだけでも買った価値があったのかもしれませんが・・・。

 
とはいうものの購入したからには有効活用したい!

そこで、ネットで「フラフープの回し方」について調べてみました。

 
どうやら子供用フラフープは大人には回しづらいとのこと。

たしかに、子供がやると回りそうな気配があるものの、私がやっても全く回る気配がありません。

 
「この違いはなんだろう?ウエストの太さ?」

「じゃあ、首でやったら回るのか?」

 
そう思い、首で回してみると・・・

 
なんと!回りました!

首の周りをフラフープがクルクルと。

人生初のフラフープが首回しになってしまいました。

 
ただ、メチャクチャしんどいです。

首だけを動かせばいいのかと思いきや、上半身全体を動かす必要があります。

腹筋と背筋を尋常じゃなく使います。

 
そして、若干ですが首も痛い。

 
なんかニワトリになった気分です。

 
ただ、危険なので真似しないでくださいね。(じゃあ、紹介するなって話ですが・・・)

 
頑張ったおかげで「フラフープは回して遊ぶもの」ということが子供に伝わりました。

イメージが湧いたおかげか、子供もちょっと回せるように。

 
あきらめずにチャレンジすることって重要ですね。つくづくそう思いました。

まあ、大人用のフラフープを追加で買えばよかったような気もしますが・・・。

 
 
さて、前置きが長くなりました。

本題は「子供用フラフープは大人でも回せるのか?」。

 
なんでウエストの太さで回せるかどうかが決まってしまうのでしょうか?

 
今回の記事では、そのことについて考察してみたいと思います。あと、フラフープが回る原理についても。

 
ここからは急に真面目な話(物理っぽい話)になりますので、苦手な方は読み飛ばしてください。
→ 最近の記事へ

 
また、これからの内容は私がふと思いついたものです。事実かどうかはわかりませんので、参考程度にお読み頂ければと思います。

フラフープはどうやって回っているの?

フラフープはどうやって回っているのでしょうか?

 
ネットで「フラフープ スローモーション」で検索して、確認してみました。

 
すると、フラフープは次のように回っていました。

 

 
フラフープの同じ部分が体に接しながら回っていました。

なんとも不思議な動き方ですね。
 

次に、ウエストの細い場合(子供)とウエストが太い場合(大人)で見比べてみたいと思います。
(わかりやすいように極端にウエスト差をつけていますがご容赦ください。)
 

なんか全然違いますね。

それぞれの動きを重ねてみます。

 

大人の方は、フラフープが全然動いてませんね。

どうやらここにヒントがありそうです。

フラフープの動きを簡略化してみる

フラフープを下の図のように簡略化してみたいと思います。

 

フラフープの重心は、フラフープの中心です。

そこで、フラフープの中心に重りをつけたモデルを考えてみました。

 
原理的には同じはずです。(たぶん)

なんか「ハンマー投げ」みたいなモデルになってしまいました。

でも、これなら重りがクルクル回りそうなイメージがあります。

 
では、このモデル化を「ウエストの太い人(大人)」でもやってみたいと思います。

 

 
な、なんと。重りが体に突き刺さっています。

両者を比較してみます。

 

 
ウエストが細い場合(子供)は、ハンマー投げみたいな感じで重りをくるくると回せるイメージが湧きます。

ですが、ウエストが太い場合(大人)は・・・

 
これはどうなんでしょうか?

少なくとも私には回るイメージが湧きません。

 
つまり、フラフープの半径よりもウエストが細くないと、フラフープを回すのは難しいのではないかと推察されます。

 

 

ただ、これはあくまで私の個人的な考えです。事実かどうかはわかりませんのであしからず。

 
ウエストが太い場合でも、体を大きく動かして、フラフープの軌道を大きくすれば回るかもしれません。私にはできませんが・・・。

ついでにフラフープが回る原理も・・・

ここまできたら、ついでにフラフープが回る原理についても考察してみたいと思います。

 
ネットで「フラフープ 原理」って調べても出てこないんですよね・・・。

実は、物凄く難しいことなんでしょうか?

 
よくわかりませんが、とりあえず高校物理レベルの知識で考察してみます。

「まあ、そんな考え方もあるよね」くらいの感覚でお読み頂ければと思います。

フラフープが下に落ちずに回り続けるのはなぜ?

まずは、「フラフープが下に落ちずに回り続ける理由」から。

フラフープが回ると「遠心力」が発生。

→ フラフープが体をぐっと押す。

→ 垂直方向の摩擦力が発生。

→ 落下せずに回り続ける。

 
こんなところでしょうか?

 
これが真であるならば、フラフープを回すために重要なのは次の2つ。

  1. フラフープと体を常に触れされること
  2. 遠心力を発生させ続けること

フラフープと体を常に触れされる

もし、フラフープと体が離れてしまったら、フラフープは宙に浮いてしまいます。

地球上にいる限り、宙に浮いたフラフープは必ず落下してしまいます。

 
つまり、フラフープの位置をキープするためには、フラフープと体を常に触れさせることが重要。

 
実際、「フラフープの回し方」などをネットで調べると、「回し始めるときには、フラフープを体につけましょう」といったアドバイスがあります。

遠心力を発生させ続ける

遠心力は時間とともに減少してしまいます。

定期的に力を加える必要があります。

 
そのためには、タイミングよく体を動かす必要があります。

 



前後でも、左右でも良いのでフラフープと体が触れる方向へ、タイミングよく体を動かせば遠心力がUPします。

遠心力がUPする理由は、少し複雑なので省略します。(興味のある方は、遠心力や向心力などで調べてみてください。)

 
とはいっても、実際にやるのはなかなか難しいんですよね・・・。

私の場合は、首でやっているので首が苦しくなるタイミングで首を前に動かしています。

といっても、全く参考になりませんよね・・・。
 

フラフープの回し方については、ネットで丁寧に説明しているサイトがあるのでそちらをご覧ください。

あと、実際にやっているとそのうちにコツが掴めてきます。

遠心力に関わる3要素

遠心力の公式によると、遠心力は次の3要素で決まります。

 
遠心力=(質量)×(速度の2乗)÷(半径)

 
この式の意味するところは、

質量が重ければ重いほど、遠心力が強くなる。

回転する速度が速ければ速いほど、遠心力が強くなる。

半径が大きければ大きいほど、遠心力が弱くなる。

 
つまり、フラフープの場合であれば、

  • フラフープは重くした方が良い
  • フラフープは速く回した方が良い
  • フラフープの半径は小さくした方がいい

ということになります。

 
ただ、重いフラフープを回すためには、それなりにパワーが必要ですし、ちょっと体に悪そうです。

ネットで調べてみると、子供用は概ね300グラム程度のようです。

大人用は1キロを超えるようなものもありますが、フラフープ上級者向けとのこと。

初心者は1キロ未満、体の細い人はもっと軽くていいかもしれません。

 
次の「速く回す」について。速く回すためには、体も早く動かさなくてはいけません。これは自分の体力と相談ですね。

 
最後の「フラフープの半径」が少々厄介です。

先ほども説明したように、「自分のウエスト幅よりもフラフープの半径の方が大きいこと」が重要だと思われます。

 
一方で、半径が大きすぎると遠心力が弱まってしまいます。

 
おそらくですが、

 
自分のウエスト幅 + こぶし1個分の幅 = フラフープの半径

 
くらいがいいのではないでしょうか?

 
ただ、あくまで私の推測に過ぎませんので、フラフープを買う前に自分に合っているか確認することをおススメします。(店員さんに声をかけてから。)

まとめ

子供の運動不足解消、ストレス解消のために購入したフラフープで色々と考えさせられました。

何度も言いますが、この記事の内容は、私がふと思いついたことを書いているだけです。事実かどうかはわかりませんのでご容赦ください。

 
でも、「ウエストの太さ」と「フラフープの半径」には相関があるように思います。

だって、私の太い腰でフラフ―プを回しても全く回りませんでしたが、首なら回ったので。(まあ、首もそこそこ太いんですが・・・)

 
今回考察した結果をまとめておきます。あくまで参考程度にご覧ください。

 

  • フラフープの半径は、ウエスト幅以上。ただし、大きすぎると遠心力が小さくなってしまうので、目安はプラスこぶし1個分。
  • フラフープと体は常に触れさせておく。とくに開始時。(ただ、回り始めたら制御不能なので、あとはなすがまま。)
  • タイミング良く体を前後、もしくは左右に動かす。これは慣れるしかない。
  • フラフープは重い方が遠心力が大きくなりやすい。ただ、重すぎるフラフープはパワーも必要だし、場合によってはケガにつながることも。子供は300グラム程度。初心者の大人は1キロ未満。自分の体格・体力と相談する。

 
ここまで色々と説明してきましたが、一番良いのは購入する前に自分に合っているか確認することだと思います。(店員さんに声をかけてから)

せっかく買ったフラフープが使えなければもったいないですし。

 
この自粛期間を楽しく過ごしましょう!

 
今回の記事はここまでです。お読み頂きありがとうございました。

 


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