イライラを抑える方法。3つのポイントを意識するだけ
イライラを抑える方法。3つのポイントを意識するだけ
イライラすると
- 周りの人から嫌われる
- 自分の貴重な時間が失われる
など、メリットは何一つありません。
そこで、この記事では「イライラを抑える3つのポイント」について紹介します。
- 「イライラするだけ損だ!」と自分に言い聞かせる
- 「イライラする相手を許す or 許さない」を迅速に決める
- 「簡単にできるイライラ解消法」を事前に決めておく
「イライラするだけ損だ!」と自分に言い聞かせる
イライラには、デメリットしかありません。
先述のように、イライラすると
- 周りの人から嫌われる
- 自分の貴重な時間が失われる
など、まさに「百害あって一利なし」です。
イライラすると、周りの人から嫌われる
イライラしている人と友達になりたいですか?
近づくのもイヤですよね。
厄介なことに、イライラする人はそのことに気付いていません。他の人がイライラしたら嫌なのに、自分の場合は気にせずイライラする。
もちろん、周りの人から嫌われます。
とくに、年がら年中イライラしている人は、身近な人から嫌われてしまいます。どんどん肩身が狭くなっていきます。
イライラすると、自分の貴重な時間が失われる
それに、イライラすると、自分の貴重な時間が失われてしまいます。
怒りが込み上げてくる場合
イライラすることがあると、ふとした瞬間(とくに疲れているとき)に怒りが込み上げてきます。
そうなったら最後、何も手につかなくなります。イライラするうえに、自分の貴重な時間も失われる。最悪です。
後で自己嫌悪に陥る場合
イライラすると、普段なら絶対言わないことを、ついポロっと言ってしまうときがあります。その場合は、相手の心を深く傷つけることになります。
「言いすぎちゃったかな・・・」
「あんなこと言わなければよかった・・・」
と自己嫌悪に陥ってしまいます。この場合も、何も手につかなくなり、自分の貴重な時間が失われていきます。
イライラするだけ損
これらのように、イライラにはデメリットしかありません。
イライラしそうになったときに、
「イライラするだけ損だ!」
と自分に言い聞かれば、多少は冷静になることができます。
「イライラする相手を、許す or 許さない」を迅速に決める
そもそも、イライラする原因は?
イライラする原因は
「自分の許容範囲外の行動を、相手がしてくるから」
です。
つまり、イライラするかどうかは「自分の許容範囲」によって決まります。
自分の許容範囲を広げれば(相手を許せば)、イライラしなくなる
自分の許容範囲を広げれば(相手を許せば)、イライラしなくなります。
例えば、「時間に遅れることは絶対許さん!」と考えている人は、相手が10秒でも遅刻しようものなら、イライラしてしまいます。
しかし、「5分くらいの遅刻は許すか」と、自分の考えを改めれば、10秒くらいの遅刻でイライラすることはなくなります。
しかし、許容範囲には限界がある
しかし、許容範囲には限界があります。
例えば、1時間以上の遅刻を何回もされたら、仏様のような温和な人でも、さすがにイライラしてしまいます。
その場合は、「相手が、自分の許容範囲内の行動をするように促す」必要があります。
つまり、相手とケンカする必要があります。
相手を許せなければ、徹底的にケンカするべし
もし、「相手を許せない」のであれば、徹底的にケンカすることをおススメします。相手とケンカをしない限り、イライラから解放されることはありません。
ただし、自分の立場によって、ケンカのやり方を変える必要があります。
自分の立場が弱い場合は、味方をつけてからケンカをする
ケンカで負けてしまったら、元も子もありません。イライラは倍増です。
自分の立場が弱いとき(相手の方が権力が強いとき、腕っぷしが強いとき)は、味方をつけてからケンカすることをおススメします。友達や先輩、状況によっては、警察、弁護士などです。
自分の立場が強い場合は、言葉に細心の注意を払う
自分の方が立場が強い場合は、「ケンカ」ではなく、「イジメ」になってしまいます。
この場合は、言葉に細心の注意を払ってください。相手は基本的に反論できません。
自分と立場が同じくらいのときには、1対1で正々堂々戦う
自分と立場が同じくらいのときには、1対1で正々堂々戦ってください。ムダに味方をつけると卑怯者のレッテルを貼られてしまいます。
ケンカの最終ゴールは「和解」
ケンカして相手に勝てば、こちらはスッキリします。しかし、相手にイライラが貯まり、仕返しされる可能性があります。また、相手を深く傷つけてしまう可能性もあります。
ケンカの最終ゴールは「和解」です。このことを必ず意識してください。
腹が立ったら、相手に文句を言えばいいと思います。ただし、相手の言い分も必ず聞くようにしてください。話し合うことで必ず和解できます。
お互いを許し合えないのであれば、「絶縁」という方法で和解すればいいだけのことです。「お互いこれから一切関わらない」と2人で決めれば、お互いがスッキリします。
相手を「許すか」「許さないか」を迅速に決める
イライラすることがあったら、相手を「許すか」「許さないか」を迅速に決めてください。ここに時間がかかると、思考が前に進みません。イライラの渦から脱出できなくなります。
もし、「許せる(許容範囲を広げることができる)」のであれば、その時点で、イライラすることはなくなります。「世の中には、いろんな人がいるんだな」と思うだけで、心がスッとします。
しかし、「許せない(許容範囲を広げることができない)」のであれば、徹底的にケンカすることで、イライラから解放されます。
ケンカするなら1秒でも早く
ケンカをするなら1秒でも早く始めることをおススメします。
ケンカが始まるまでの間は、イライラから解放されることはありません。
近くにいれば、今すぐ相手のもとへ。近くにいなければ、今すぐ電話で。
イライラするだけ時間のムダです。
「簡単にできるイライラ解消法」を事前に決めておく
- 「イライラするだけ損だ!」と言い聞かせる
- 「イライラする相手を許す or 許さない」を迅速に決める
これだけで、イライラの回数は減ると思います。しかし、人と接する限り、イライラがなくなることはありません。
つまり、イライラを解消する技を身につけておく必要があります。
そこでおススメなのが「簡単にできるイライラ解消法を事前に決めておくこと」です。
例えば、
- 大きな声を出す
- ストレッチする
- 深呼吸する
- 紙をビリビリに破る
- 水を一杯飲む
などです。
「〇〇をしたら、イライラするのをやめる」
このようなルールを自分の中で決めておけば、素早く気持ちを切り替えることができます。
ただし、「〇〇」は簡単にできることにしておかないと、イライラを抑えるのに時間がかかってしまいます。(例えば、パワースポットに行って癒される、などはそこに行くまでに時間がかかってしまいます。その間はイライラしっぱなしです。)
一番おススメなのは、「イライラするだけ損だ!」と大きな声を出すことです。
先述のように、イライラにはデメリットしかありません。声に出すことで、そのことを思い出せるうえに、スッキリします。
まとめ
イライラすると、「周りの人から嫌われる」「自分の貴重な時間が失われる」など、デメリットしかありません。
イライラしやすい人は、次の3つのことを意識してみてください。
- 「イライラするだけ損だ!」と自分に言い聞かせる
- 「イライラする相手を、許す or 許さない」を迅速に決める
- 「簡単にできるイライラ解消法」を事前に決めておく