「子供が勉強しない」から「進んで勉強する」に変える秘訣
「子供が勉強しない」から「進んで勉強する」に変える秘訣

「子供が勉強しない・・・」
よくある悩み。でも、これは仕方ないように思います。子供にとって、勉強よりも面白いことはたくさんありますからね・・・。
「勉強しなさい!」
「なんで勉強しないの?」
なんて言っても無意味です。これだけで勉強するなら世の中の子供はみんな勉強しているはず。ですが、ご存じの通りそんなことにはなっていません。
「子供が勉強しない」から「進んで勉強する」ようにするためには、それなりに工夫する必要があります。
おススメなのは次の3つです。
- 勉強を「わかる」ようにする
- 勉強を習慣化する
- 「なぜ勉強しなくてはいけないのか?」を子供自身に理解させる
それぞれについて説明していきます。
勉強を「わかる」ようにする
子供が進んで勉強するために一番大切なこと。
それは「わかること」。
子供に限らず、大人だって「よくわからないこと」はやりたくないですよね。でも、勉強は子供にとって新しいことばかり。わからないことだらけ。
大人にとっては当たり前のことでも、子供にとっては当たり前ではありません。
逆に、勉強が「わかる」ようになると勉強が楽しくなります。子供も積極的に勉強するようになります。
ただ、この「わかる」ようにするのが一苦労。親(または先生)がサポートしてあげる必要があります。
そのためにおススメなのが次の5つ。
- 簡単な教材(問題)から始める
- 最初は「わかる」まで丁寧に、根気強く教えてあげる
- 知識が定着するまで練習させる
- 調べ方を教えてあげる
- それでもわからないときは、怒らずにもう一度教えてあげる
簡単な教材(問題)から始める
世の中には「簡単な教材」から「難しい教材」まで色んな教材があります。
子供の学力に合った教材選びが重要です。
よくわからないときは、とりあえず「簡単な教材」を選ぶことがおススメです。分厚い教材ではなく、薄い教材など。
簡単な教材でも子供にとっては難しく感じられる場合もあります。そんなときは、その教材の中でさらに「簡単な問題」をピックアップしてあげると、子供も理解しやすくなります。
最初は「わかる」まで丁寧に、根気強く教えてあげる
どんなに簡単な問題でも、初めてやる子供にとっては簡単ではありません。
最初は「わかる」まで丁寧に、根気強く教えてあげることが大切です。
すぐに理解できる子供もいれば、なかなか理解できない子供もいます。得意なこともあれば、苦手なこともあります。
子供がなかなか理解できないからといって、教えるのをあきらめてしまったり、なげやりになってしまうのはNGです。
理解があやふやな状態で先に進んでも、すぐに壁にぶつかってしまいます。
中途半端に教えといて
「なんでできないの?」
「なんでわからないの?」
なんて言うのは、ある意味、虐待と同じです(言葉の暴力)。
知識が定着するまで練習させる
そのときは「わかった」と思っても、次の日にはほとんど忘れてしまいます。1回やったくらいでは「わかる」ようにはなりません。知識が定着するまで何回も練習させることが大切です。
おススメなのは、少しずつでもいいので毎日欠かさず練習すること。
間隔をあけすぎると、完全に忘れてしまいます。せっかくやったのに、一からやり直すことに。
【1日目】
覚える
【2日目】
忘れる
→覚え直す
【3日目】
忘れる
→覚え直す
のように3日も繰り返せば、さすがに知識が定着していきます。
それでも覚えられない場合は、もっと繰り返せばいいだけ。4日、5日、6日と。
苦労して覚えたことは、忘れにくくなります。
つまり、「なかなか覚えられない」ということは、長い目で考えたときにはメリットになります。
子供がなかなか覚えられないときでも、焦らずにコツコツとやることが重要です。
調べ方を教えてあげる
子供が勉強するときに、親(あるいは先生)がずっと付き添うわけにもいけません。
わからないときに子供が自分で調べられるように「調べ方を教えてあげること」も重要です。子供もいつかは独り立ちしないといけません。
このときも「まず最初は、いっしょに調べてあげる。その後、子供一人で調べさせる」など、丁寧に教えてあげることが大切です。
それでもわからないときは丁寧に教えてあげる
どんなに丁寧に教えても、何回練習してもわからないときはわかりません。
「なんでわからないの?」
「何回もやったでしょ!」
など、怒るのは絶対にNG。
怒ってしまうと、子供がわからないときでも「怒られるのがイヤだから聞くのをやめよう」となってしまいます。どんどんわからなくなってしまいます。
イライラせずに丁寧に教えてあげることが大切です。
勉強がわかると、勉強が面白くなる
- 簡単な教材(問題)から始める
- 最初は「わかる」まで丁寧に、根気強く教えてあげる
- 知識が定着するまで練習させる
- 調べ方を教えてあげる
- それでもわからないときは丁寧に教えてあげる
これだけやれば、子供も勉強が「わかる」ようになってきます。勉強がわかるようになると、勉強が面白くなります。どんどん積極的に勉強するようになります。
勉強を習慣化する
とはいうものの、「勉強」と「遊び」を比べれば、「遊び」の方に軍配が上がってしまいます。
勉強を習慣化することも大切です。
おススメなのは、勉強と遊びをセットにすること。
例えば、30分勉強した後、1時間遊ぶ。また、30分勉強した後、1時間遊ぶ、など。
遊ぶ前に勉強することで「勉強が終わったら遊べる!」と思うようになり、勉強へのやる気や集中力が高まります。
また、1時間くらい遊んでいると、疲れてきたり、飽きたりしてきます。遊びの休憩がてら勉強するようにすれば、遊びにも集中できるようになります。
勉強をやらせるのは可哀想?
「勉強ばかりやらせるのは可哀想」
そのように思う人もいるかもしれません。ですが、本来勉強は物凄く面白いものです。遊びと変わりません。
面白くなるかどうかは「わかるかどうか」。勉強がわかるようになると、勉強は全く苦痛ではなくなります。
というよりも、勉強をやらせないと、学校の授業や将来の進路を決める際に困ることになります。そちらの方がよほど可哀想です。
だからといって勉強ばかりやらせるのはNG
たからといって勉強ばかりやらせすぎるのはNGです。
勉強ばかりやるとバカになってしまいます。頭が良いのに頭が悪い人。勉強しかできない人。
視野が狭まってしまいますし、他の人との会話もできなくなってしまいます。
遊びと勉強のバランスが重要です。(運動も加えるとさらに良い。)
「なぜ勉強しなくてはいけないのか?」を子供自身に理解させる
子供は「なぜ勉強しなくてはいけないのか?」をいまいち理解していません。その状態では、やる気も起こりません。
まずは、勉強する理由をしっかり子供に理解させる必要があります。
ただ、厄介なのは「勉強する理由」は人によって異なること。
例えば、
- 将来の夢を実現するため
- 志望校に合格するため
- 友達よりも良い点をとるため
- 学校の授業についていけるようにするため
- 先生や親に怒られないようにするため
など。
この中で一番良くないのは、「先生や親に怒られないようにするため」。こんな理由で「勉強をやりたい!」と思えるようになるはずがありません。(ですが、これを勉強する理由と捉えてしまっている子供が数多くいます。)
一番良いのは、「将来の夢を実現するため勉強にするんだ!」と思うこと。勉強する本当の理由はそこなので。
ですが、未成年のうちに、将来の夢がバチっと決まっている人はそれほど多くありません。
というよりも、バチっと決まっている子供は、すでに自分の道を突き進んでいます。親に「勉強しなさい!」なんて言われることはありません。
現時点で「うちの子、なんで勉強しないんだろう?」と思う場合、まずやるべきは「子供の将来の進路をいっしょに考えてあげること」です。
それでもなかなか決まらないときには、「なんで勉強するのか?」をいっしょに考えてあげることが大切です。
もしかしたら、勉強がそこまで必要ないかもしれません。
「勉強をしなくてはいけない!」という固定概念に縛られてしまうと、子供の進路を狭めてしまう可能性があります。
「子供にとって何が一番良いのか?」を考えてあげることが大切です。
まとめ
「子供が勉強しない」から「進んで勉強する」ようにするために、おススメなのは次の3つです。
- 勉強を「わかる」ようにする
- 勉強を習慣化する
- 「なぜ勉強しなくてはいけないのか?」を子供自身に理解させる
「勉強やりなさい!」
「なんで勉強しないの?」
なんて言っても、子供が勉強することはまずありません。少しきつい言い方になりますが、そんなことはオウムでも言えます。ある意味、手抜きをしているともいえます。
親がラクをすれば、子供には伝わりません。子供に勉強させたければ、子供以上に「勉強させる方法」を勉強する必要があります。工夫をする必要があります。
この記事で紹介した方法は、あくまで一例ですので、子供に合った方法を探してみてください。
今回の記事はここまでです。お読み頂きありがとうございました。
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