【効率人間の落とし穴】効率を上げる際の注意点などを紹介します!
効率人間の落とし穴
こんにちは!Gaku eichi代表の林です!今回は「効率人間の落とし穴」について紹介します。
※この記事の内容は、動画でも紹介しています。
(→YouTubeで見る)
効率人間とは
効率人間とは
「もっと効率良くする方法はないか?」
そんなことを常に考えている人です。
「効率人間」と聞くと、なんとなくマイナスイメージを持たれるかもしれませんが、まさにその通りで、効率を求め過ぎたり、やり方を間違えてしまうと、逆に非効率になってしまいます。
この記事を読んで下さっている方は、おそらく、効率人間ではないとは思うのですが、「仕事や勉強、家事育児などで効率化したい」と考えることもあると思います。その際は、この動画の内容を参考にして頂ければ幸いです。
非効率な例3つ
今回はよくありがちな非効率な例を3つします。
1. 仕事フリフリマン
2.見栄張りマン
3.守守守マン
仕事フリフリマン
「仕事フリフリマン」とは、自分の仕事の効率を上げるために、
「あれやっといて」
「これやっといて」
と他の人に仕事を振る人のことです。その人は定時で帰って、仕事を振られた人が残業する。そんな仕事フリフリマンが身の回りに1人くらいはいるのではないでしょうか。
他人に不快感を与える効率化は非効率
このような効率化をしていると、周りの人達から嫌われてしまいます。そのうち、相手にされなくなり、逆に仕事が滞ることになります。
このように、他人に不快感を与える効率化は、巡り巡って自分への非効率として返ってきます。効率化する際は、周りの人への配慮が必要です。
効率化は不快感を与えやすい
ただ、一方で効率化は不快感を与えやすいという側面があります。なぜかというと、効率化の本質は、ムダを省くことだからです。
その省かれたムダは、先ほどの仕事フリフリマンのように、他の誰かのところにいってしまう場合もありますし、そもそも、自分がムダだと思っていることも、周りの人はムダだと思っていない場合もあります。
女性の化粧時間はムダ?
例えば、女性の化粧時間です。
ネットで調べてみたら、女性の化粧時間は10分~15分程度が一般的で、長い人だと30分以上かかるそうです。
男性視点からすると、というより、少なくとも私は、「朝は時間がないのに、その時間ってもったいないよな」なんて思ってしまいます。
ですが、もしそんなことを私が妻に言おうものなら、私の今日の夕食がなくなってしまいます。
ゲームの時間はムダ?
他にも例えば、ゲームの時間です。
世の中には「ゲームに時間を使うのはムダ」と考えている人が少なからずいます。
でも、これも人それぞれで、少なくとも私はゲームが好きなので、ゲームの時間をムダだと思ったことは一度もありませんし、むしろ、大切な時間だとさえ考えています。
ムダかどうかはその人次第
このようにムダと思うかどうかは、その人次第ということです。
それなのに、自分本位で効率化してしまうと、相手にとって大切なことをムダとして切り捨ててしまう可能性があります。相手と揉める原因になりますし、揉めた分だけ非効率になります。
一旦まとめ①
周りの人を不快にさせる効率化は、巡り巡って自分への非効率として返ってくるので要注意です。
逆に、周りの人も満足できるような効率化をすれば、過ごしやすい環境を創り出すことができますし、場合によっては出世などにもつながるかもしれません。効率化するのであれば、ぜひ一段階上の効率化にチャレンジしてみてください。
見栄張りマン
効率化したつもりが非効率になってしまう例の2つ目は「見栄張りマン」です。自分の実力以上に自分を良く見せようとしてしまう人のことです。
例えば、カンニングする人
例えば、カンニングする人。
カンニングすれば、勉強時間0分で満点を取れてしまう可能性があります。バレないように上手くやれば一番効率の良い方法かもしれません。
なぜカンニングはダメ?
当然カンニングは絶対にしてはいけません。バレたときのデメリットが大きすぎます。
では、バレなかったらOKなんでしょうか?
もちろんダメです。なぜかというと、自分の能力を偽ることになるからです。見栄張り行為ともいえます。それをやってしまうと、周りの人に迷惑がかかるうえに、結局は自分も損します。
例えば、免許の筆記試験でカンニングする人
例えば、免許の筆記試験でカンニングして合格した人を想像してみてください。
そんな人が車を運転するって嫌ですよね。
交通ルールを理解してない人が車を運転しているわけです。こっちがルールをちゃんと守っていても、向こうのルール違反のせいで事故に巻き込まれてしまうかもしれません。
能力偽装はトラブルの元
免許に限らず、試験というのは「その人に要求される能力があるかどうか?」を判断するために課せられます。
カンニングのように能力偽装をしてしまうと、色んなトラブルにつながってしまいます。
丸暗記や詰込み勉強は?
では、丸暗記や詰込み勉強はどうでしょうか?
いまいち意味を理解していなくても、高得点を取れる可能性があります。短い勉強時間で済むので、効率的な勉強法といえます。
でも、この方法って、本質的にはカンニングとそれほど変わらないですよね。もちろん、不正行為ではないのですが、内容を理解していない時点で、能力偽装と同じようなものです。
その場はそれで乗り切れるかもしれませんが、後々後悔することになります。
一旦まとめ②
勉強に限らず、自分を偽ると巡り巡って非効率になってしまいます。
もしかしたら精神的にもつらいかもしれません。
見栄を張らずに生きていくと、色んな面で効率が良くなります。
「ちょっと無理してるかな・・・?」と感じたときには、自分の内面と相談してみてください。
非効率な例③守守守マン
物事を習得するときの手段として「守破離」というものがあります。
守とは、人から教わった型を「守」ること
破とは、違う型も学ぶことで既存の型を「破」ること
離とは、鍛錬を重ねることで型から「離」れること
のことです。
守守守マンとは、ひたすら「守」を続ける人のことです。
「守」は物凄く重要!
効率を上げるうえで「守」は物凄く重要です。
自分がこれからやろうとすることは、たいていの場合、他の人が既にやっています。そして、効率の良い方法を既に発見してくれています。
何もわからない状態から始めるよりも、これらの情報を入手してから始めた方が、格段に効率が上がります。
「守」はカーナビみたいなもの
「守」というのは、カーナビみたいなものです。「守」も「カーナビ」もゴールに辿り着く道を教えてくれます。
カーナビは万能?
では、カーナビが万能かと言われればそんなことないですよね。
わざわざ渋滞する道をナビすることもありますし、新しい道路ができた場合は、ナビ上に道路が出てきません。
ナビだけに頼って運転している人は、迷子になってしまうかもしれませんし、場合によっては事故につながってしまうかもしれません。
守も万能ではない!
「守」も同じで、1つの効率的な方法を教えてくれるだけで、万能ではありません。
1つの方法に固執してしまうと、もっと効率の良い方法を見逃してしまうかもしれませんし、トラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。
一旦まとめ③
「守」だけではなく「破」や「離」を意識することも大切です。つまり、1つの方法に固執せず、色んな効率の良い方法を調べてみる、考えてみることが大切です。
それらの情報は、ネットや本で調べることができますし、その道の先輩からも教えてもらうことができます。
まとめ
1日に使える時間は限られているので、効率を求めることは大切です。ですが、やり方を間違えると逆に非効率になってしまう可能性があるので要注意です。
効率化する際は
・周りの人に迷惑をかけないこと
・自分を偽らないこと
・1つの方法に固執しないこと
この3つを意識してみてください!
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