給料よりも「知識や経験」を求めた方がお金を稼げる
給料よりも「知識や経験」を求めた方がお金を稼げる
給料の高い会社は魅力的です。
しかし、「給料だけ」で会社を選ぶと、将来後悔する可能性があります。
「給料」よりも「知識や経験」を求めた方が、最終的には「お金」を稼げるようになります。
給料だけで会社を選ぶのはNG
お金は大事。それは紛れもない事実です。
そのため、「就職するなら、給料の高い会社が良い」と思ってしまいがちです。
しかし、「給料だけ」で会社を選ぶと、将来後悔する可能性があります。
給料は「水物」
給料は「水物」です。水物とは「条件によって簡単に変わるもの」といった意味です。
給料は簡単に下がることがあります。(上がることは滅多にないのに・・・)
例えば、会社が倒産したとき。
昨日までどんなに高い給料をもらっていたとしても、会社が倒産してしまったら、給料は0円です。
会社にも寿命がある
人と同じように、会社にも「寿命」があります。会社の寿命はだいたい「30年程度」と言われています。
つまり、22歳で就職したら、65歳で退職するまでに、1度は会社の倒産を経験する計算になります。
どんなに給料の高い会社に就職できても、倒産してしまったら意味がありません。
大企業なら大丈夫?
「いやいや、うちは大企業だから大丈夫」なんて考えていたら、痛い目に合います。
かつて広大な領土を誇ったローマ帝国も終わりを迎えました。
徳川家康が始めた江戸幕府も終わりを迎えました。
どんなに素晴らしい会社でも、いつかは必ず終わりを迎えます。
また、風船を膨らませすぎると破裂するように、会社も大きくなりすぎると、制御がきかなくなり、急に倒産するリスクがあります。
大企業であれば、数年は倒産することはありません。しかし、10年後に会社が存在しているかどうかはわかりません。
これからの時代は、新陳代謝が激しくなる
とくに、これからの時代は、「新陳代謝」が激しくなります。新陳代謝とは、「新しいものが古いものに取って代わる」といった意味です(よくダイエットで聞く言葉です)。
「ネットの普及」、「AIの進歩」などにより、今までの古い産業は衰退し、新しい産業が発達していきます。
変化の波に乗れない会社はどんどん倒産していきます。新しい会社も変化に上手くついていけなければすぐに倒産してしまいます。
つまり、「今」給料の高い会社に就職しても、それが、将来を保証してくれるわけではありません。
「給料」ではなく、「知識や経験」を求めるべき
会社には「給料」ではなく、「知識や経験」を求めることをおススメします。「知識や経験」を求めた方が、最終的に「お金」を稼げるからです。
「知識や経験」は「お金」よりも価値がある
「知識や経験」は「お金」よりも価値があります。
例えば、お金を「1,000万円」もらったとします。でも、この1,000万円は使ったら消えてなくなってしまいます。火事で燃えてしまったり、盗まれてしまったときには、一瞬で消え去ってしまいます。貯金しても、増える額は微々たるものです。
一方、「お金を稼ぐ知識や経験」を持っている人は、1,000万円どころか、無限にお金を生み出すことができます。
会社が倒産しても、他の会社に拾ってもらえる
「知識や経験」を持っている人は貴重な人材です。会社が倒産しても、他の会社に拾ってもらえるようになります。
出世して、給料が増える
「知識や経験」が豊富な人は、どんどん出世して給料が増えていきます。
会社が倒産しにくくなる
「知識や経験」が豊富な人が、会社をどんどん引っ張っていけば、会社が強くなります。つまり、倒産しにくくなります。
転職もできる
給料に不満があれば、高い給料の会社に転職できます。
「知識や経験」を最優先すべし
会社を選ぶときには、「給料」だけではなく、将来稼げるような「知識や経験」を習得できるか、という観点で選ぶことをおススメします。
すでに、会社で働いているのであれば、「明日会社が倒産しても、生きていけるか?」と考えてみてください。
もし、生きていけないのであれば、今日から「知識や経験」を習得していくことをおススメします。