苦手なことをムリして克服する必要はない

苦手なことをムリして克服する必要はない

人には、得意なこと、苦手なことがあります。それなのに、苦手なことも「やらなければならない!」と思い込んでしまう人がいます。苦手なことをやるのは精神的に苦痛ですし、何より全然はかどりません。イヤなことをしてる上に、時間も無駄にしてしまう。全く良いことがありません。

苦手なことをムリして克服する必要はありません。

「やらなければならないこと」なんて存在しない

苦手でも、やらなければならない!」と思い込んでいる人がいますが、世の中に「やらなければならないこと」なんて存在しません。自分で勝手に思い込んでいるか、他人が勝手に決めているだけです。

やらなければならない」という気持ちの裏側には、「やりたい」という気持ちがあるはずです。

例えば、部屋が散らかっていた場合に「部屋を方付けなくてはならない」と思ってしまう人がいます。しかし、部屋を片付ける本当の理由は「部屋をきれいにして気持ちよく過ごしたい」などのはずです。

苦手でも、やらなけらばならない!」ではなくて、「苦手だけど、やりたいんだ!」と思うことで、気持ちが前向きになります。そして、積極的に取り組むうちに、苦手なことも得意になっていく可能性があります。

それでも、どうしても苦手だと感じたら、やめてしまいしょう。先述のように、人には得意なこと、苦手なことがあります。苦手なことは、得意な人にやってもらえばいいんです。世の中は、人が支え合うことで成り立っています。

得意なことを伸ばそう!

数学の問題を1問解くにしても、数学が得意な人は、速くて、間違いが少ないのに対し、数学が苦手な人は、遅くて、間違いが多くなってしまいます。

数学に限らず、苦手なことをすると同じようなことが起こります。受験ビジネスなどで、苦手なことに時間を費やすことは、得策ではありません。ライバル達からどんどん離されてしまいます。

苦手なことを苦労してやるよりも、得意なことを伸ばす方が効率的です。

得意なことを組み合わせてライバルに勝とう!

ただ、得意なことを伸ばしていっても、ライバルには勝てない場合があります。世の中には上には上がいるからです。

そのような場合には、得意なことを2つ以上組み合わせることで、勝てる可能性が高まります。

例えば、「自分は数学が得意だから、数学を頑張ろう!」と思っても、世の中には数学の天才がゴロゴロいます。

また、「自分は英語が得意だから、英語を頑張ろう!」と思っても、帰国子女に勝つのは至難の業です。

ですが、「数学」と「英語」の両方が得意な人の数はぐっと少なくなります。

2つのことを頑張るのは大変だと感じるかもしれません。しかし、1つのことで100点を取るのと、2つのことで50点50点で合わせて100点を取ることは、結果だけ見れば同じです。100点とるのはなかなか大変ですが、50点であれば、そこまで労力をかける必要はありません。

1つのことで勝てそうになかったら、合わせ技で勝負するのも作戦の1つです。

 

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