「ワンピース1007話」おでんが生きていた(本物)説を考察してみた【ネタばれ注意】
「ワンピース1007話」おでんが生きていた(本物)説を考察してみた【ネタばれ注意】
※ この記事はワンピースのネタバレ内容を含んでいます。あと、かなりマニアックな内容になりますのでご容赦ください。
2021年3月15日に発売された週間少年ジャンプ15号。
最後が衝撃でしたね。まさかのおでん登場。
見た瞬間は「いや~。偽物だろ」
そう思っていたのですが、よくよく見ると「あれっ!?本物かもしれない・・・」と思うように。
なぜかといえば、錦えもんのセリフが
「おでん様!!!」
になっているから。
この「!!!」。
もしも偽物だったら「おでん様!!?」のようにクエスチョンマークがつくと思うんですよね。
少なくとも錦えもんには、本物に見えているようです。
あと最後の締めの一言が「衝撃!!!」ともなっています。
これも偽物ならば「おでんが生きていた!?」「本物!?」みたいになると思うんですよね。
次号が休載なので「読者の妄想をとことん膨らませてやるぜ」みたいな尾田先生の遊び心なのかもしれませんが・・・。
でも、ここまでのストーリーを振り返ると、おでんが生きていた(本物)の方がしっくりきます。私自身が「生きてて欲しい」と願っているからかもしれません。
おでんが本物なのか考察してみた
この記事では、「おでんは生きていたのか?」「どうやって生き延びたのか?」などについて考察したいと思います。
まあ、再来週まで待てばいいだけなんですけどね。待ちきれないので次々号まで妄想を膨らませることにしました。
先に簡単に結論を書くと
【考察1】
おでんはヨミヨミの実の能力者(ブルックは生まれつきカナヅチ)&トキトキの能力発動
【考察2】
日和がイタコの能力「ヨセヨセの実」を使った
のいずれかなのではないかと考えています。
その理由を紹介していきます。興味のある方は、私の妄想にお付き合いください!
おでんが生きていた(本物である)方がしっくりくる理由
ここまでのストーリーを振り返ると、おでんが生きていた(本物である)方がしっくりくるんですよね。
というより、生きてないと今後のストーリーが困るような気がします。その理由を説明していきます。
おでんの意志を引き継ぐキャラクターがいない?
ワンピースは、人が死ぬことが滅多にないマンガです。
ですが、もし死んでしまった場合、「その人の意志が、他の誰かに受け継がれていく」というのが基本的な流れです。
その例を挙げてみます。
ロジャー
→シャンクス&ルフィー
しろひげ
→エース&ルフィー
エース
→ルフィー
くいな(生きてる?)
→ゾロ
ベルメール
→ナミ&ノジコ
バンキーナ(ウソップのお母さん)
→ウソップ
ソラ
→サンジ
ヒルルク
→チョッパー&くれは
オルビア・サウロ・クローバー博士(生きてる?)
→ロビン&青キジ
トム(生きてる?)
→フランキー&アイスバーグ
ルンバ―海賊団(船長ヨーキは生きてる?)
→ブルック
フィッシャー・タイガー
→ジンベエ
ルージュ
→エース
オトヒメ
→しらほし
コラソン
→ロー
ペドロ
→キャロット
スカーレット
→レベッカ
ヨルル
→ヤルル(?)
サッチ
→エース(?)
剣豪リューマ
→ゾロ(?)
敵キャラに関してはよくわかりませんが・・・。
ロックス
→黒ひげ(?)
キャプテン・ジョン
→バギー(?)
マザー・カルメル(生きてる?)
→ビッグマム
アブサロム(生きてる?)
→サンジ(?笑)
ヴェルゴ(生きてる?)→?
モネ→?
ヒグマ→?
Mr11→?
おでんの意志は誰が引き継ぐ?
おでんが死んだ場合、誰が意志を引き継ぐんでしょうか?
「おでんの意志は、ワノ国を開国すること」
おでんは、ワンピースにおける最重要キャラクターの1人。「光月家」が今後のストーリーの重要な鍵を握りそうですからね。
おでんは、ロジャー、白ひげ、エースレベルの重要人物だと思われます。
おでんの意志を引き継ぐとしたら、おそらく、同レベルの重要キャラクターになるはず。
ですが、現在の候補は、
- 赤鞘九人男
- モモの助
- 日和
- ヤマト
の計12名。
う~ん。どうなんでしょうか?
重要キャラクターであることは間違いないのですが、おでんと同レベルの重要キャラクターかというと少し違うような気がします。
それに、この12名の誰かが「ワノ国を開国する」イメージもあまりありません。
おでんの意志を引き継ぐとしたら、「ルフィ」もしくは「ゾロ」になるのではないでしょうか。(もしくは、大人になったモモの助。ジュエリー・ボニー登場?あとヤマトが謎すぎるのでヤマトになるのかもしれません。)
ただ、現時点のルフィやゾロの目的は「カイドウを倒すこと」。おでんの「ワノ国を開国する」という意志は引き継いでません。
このように考えると、
「現時点ではおでんの意志を受け継ぐ人がまだいない」
→「おでんは生きている」
と考える方が妥当なように思います。
古代文字の解読法をモモの助に伝えていない
ポーネグリフに書かれている古代文字は、光月家に伝わる一子相伝の暗号。
ワノ国の開国やその後のことを考えると、絶対に途絶えさせてはいけないはず。
にもかかわらず、モモの助に伝えるそぶりはありませんでした。モモの助もまだ読めないようです。
つまり、死刑直前であっても、おでんは死ぬつもりが全くなかったのだと考えられます。
処刑時のおでんやトキの言動が不自然
処刑時のおでんやトキの言動も不自然です。
死刑直前なのに、トキはおでんに対して「あなたは死なないでしょ?」と笑いながら言っています。
また、おでんは「生きねばならない」とも言っています。
どう考えても死ぬつもりはなさそうです。
もし、本当に死んでしまったならば、死ぬ間際は、無念の表情になるはず。
にもかかわらず、窯の中に沈んでいくおでんの口は笑っていました。
「ワノ国の開国」を人任せにするとは思えない
笑っていたのは、赤鞘九人男に意志を託すことができたからなのかもしれません。でも、あのおでんが「ワノ国の開国」を人任せにするようには思えません。
「自分でやってやる!」って感じのキャラクターですからね。
「魂」という言葉に違和感
処刑時の「おれの魂は生きていく」という言葉にも違和感を覚えました。
ロジャーやヒルルクの「おれは死なない」は、「自分の意志が誰かに引き継がれていく」という意味だと思われます。
ですが、おでんの場合は「魂」という言葉を使っています。そして、カイドウは「おでんの体はすでに死んでいる」とも言っています。
つまり、体は死んでいるけど、魂は生きている状態。
でも、ワンピースの世界ではよくあるパターンですよね。
ブルックなんて、体は死んでいるどころか骨だけですからね。でも、魂があるから生きています。
ビッグマムのソルソルの実も同じような能力です。
魂ではありませんが、モリア編では、死体に影を入れることで、死体があたかも生きているように動いていました。
どうやら、ワンピースの世界では肉体は「入れ物」でしかなく、魂が重要のようです。
もう少し深掘りすると、「ワンピースの世界では、魂さえ死ななければ、死ぬことはない」とも考えられます。
おでんは魂を生かす方法を持っていた?
ただ、普通に考えると
「体が死ぬ→魂も死ぬ」
という構図になりそうです。でなければ、エースも生き返れることになってしまいます。
つまり、おでんは「体が死んでも、魂を生かすための特殊な方法を持っていた」と考えることができます。
「行って参る」とはどこに行くのか?
また、おでんは死の間際に「モモの助、日和、行って参る」と言っています。
普通に考えれば「あの世に」なのですが、今になって考えると「未来に」とも受け取ることができます。
今の勢力で、カイドウ&ビッグマムに勝てるとは思えない
あと、今の勢力でカイドウ&ビッグマムに勝てるとは思えないんですよね。
少し前のルフィは、カイドウに瞬殺されました。
その後、流桜を身につけたものの、ゾロ・ロー・キッド・キラーの5人で、なんとかカイドウ1人と戦えるレベル。
ここにビッグマムが加わったら、とても勝てる気がしません。
つまり、何かしらのどんでん返しがあるはず。
個人的には、1007話目までは「ビッグマムが味方になるのではないか?」と考えていました。
だって、ビッグマムは怪物とはいえ、高齢の女性ですからね。ボコボコにしてしまうのはどうかと・・・。(あと個人的には結構好きなキャラクターなので、味方になって欲しいという願望もあります。)
アルヒダの前例があるので、ルフィーならボコボコにするかもしれませんが・・・笑
おでんが参戦すれば、カイドウとビッグマムとも良い勝負になりそうな気がします。
おでんは死んでない?
これらのことから、おでんは死んでないのではないかと推測されます。
というか、理由を考えているうちに「絶対生きてるだろ!」って思うようになりました。笑
とはいうものの「死んでしまった」とも考えることもできるんですよね。
次々号のジャンプが待ちきれません。
あくまでこの記事では「おでんが生きている」前提で、考察を進めていきたいと思います。
次は、どうやって生き延びたのかについて考えてみます。
どうやって生き延びたのか?
1007話のおでんの容姿は、どうやら20年前のままのようです。
であるならば、やはり「トキトキの能力」を使った説が一番濃厚ですね。
あり得るパターンとしては次の3つではないでしょうか。
【パターン1】
おでんは死んでいなかった。体力回復後、トキトキの能力で未来へ。
【パターン2】
おでんは死んだ。でも、何かしらの能力で生き返り、トキトキの能力で未来へ。
【パターン3】
おでんの体は死んだ。でも、魂は生き残った。魂だけトキトキの能力で20年後に。そして「代わりの肉体(器)」に魂を入れた。
トキトキの能力について考察してみる
トキトキの能力は「未来に飛ぶことができる。ただし、過去には戻れない」という能力です。
初めて読んだときは、「ぶっとんだ悪魔の実が出てきたな。なんとなくワンピースの世界観と合わないような・・・」
そんな印象でした。
でも、未来へのタイムスリップであれば、「コールドスリープ」的なことをすれば実現可能ですよね。
現実世界ではまだ確立された技術ではありませんが、ワンピースの世界では、すでにその実例があります。
ルフィーとロビンが青キジに凍らされたときは、カッチコチになったのにもかかわらず、解凍後、何事もなかったかのように復活しました。
なので、ヒエヒエの能力があれば、コールドスリープ的な感じで、トキトキの実を使わずとも未来に行くことができそうです。
そう考えると、トキトキの能力は、ワンピース内では至って普通の能力であることに気付きました。
ただ、天月トキに人を凍らせる能力はなさそうなので、トキトキの能力というのは、おそらく「対象者の時間を止める」といった能力なのではないでしょうか。
「ノロノロの実」がすでに存在するので、時間を止める能力があっても不思議ではありません。
あとは一定時間、異空間に体を移動させればいいだけ。これもドアドアの実のような能力があればできそうですね。青キジとブルーノが手を組めば、トキトキの能力を再現できそうです。(あと解凍役のチョッパー)
では、このトキトキの実を使ったパターンを2通り考えてみたいと思います。
【パターン1】おでんは死んでいなかった。トキトキの能力で未来へ
パターン1は「おでんは死んでいなかった。トキトキの能力で未来へ」
ただ、おでんが自力で逃げるのは不可能だと思われます。
窯から脱出するおでんを、オロチが見逃すはずありません。悪魔の実の能力を使おうにも、全身が油に浸かった状態では能力が使えないはずです。
つまり、協力者がいるはず。
あの場でそれができそうなのは・・・
福ロクジュ?
福ロクジュって、なんとなく味方な気がするんですよね。
忍者なので「変わり身の術」のような忍術で、おでんを助け出すことができるような気がします。
その後、トキと合流し、おでんとトキが未来へ。そんな流れでしょうか。
【パターン2】おでんは死んだ。でも、何かしらの能力で生き返り、トキトキの能力で未来へ
パターン2は、「おでんは死んだ。でも、何かしらの能力で生き返り、トキトキの能力で未来へ」
何かしらの能力と書きましたが、すでにその能力は存在しますよね。
ブルックが食べた「ヨミヨミの実」。
ただ、同じ悪魔の実は、同時期に2つ存在することはできません。
でも、現在の保有者って、ブルックなんでしょうか?
ヨミヨミの実の能力は「1度だけ生き返ることができる」という能力です。
ですが、その能力はすでに発動済み。つまり、現時点ではブルックにはその能力はありません。
すでに所持していないとも考えられます。
ここでポイントとなるのが「カナヅチ」。悪魔の実を食べた人はカナヅチになってしまいます。ブルックも当然カナヅチ。
でも、ブルックは悪魔の実を食べたからカナヅチなんでしょうか?
もともと、カナヅチだったということはないでしょうか?
なぜかといえば、そんなキャラクターがすでに存在するからです。
それはルフィ。
ルフィって、ゴムゴムの実を食べる前からカナヅチなんですよね(第一話)。だから、ルフィは悪魔の実を食べようが食べまいがカナヅチ。そんな気がします。
ただ、ここをもっと深掘りすると、ルフィはゴムゴムの実を食べる前に、すでに何かの能力者だったという可能性もあり得ますよね。ライバルの黒ひげが2つ(3つ?)の能力を持っているので。
尾田先生なら、物語の一番最初にとんでもない伏線を仕掛けていてもおかしくありません。
話が少し逸れてしまいました。
つまり、ヨミヨミの能力は、ブルックから他の誰かの手に渡っていてもおかしくないということです。
ブルックならば「そういえば、もともと私カナヅチでした!ヨホホ」なんて言いそうな気がします。(全然関係ないんですが、ブルックの年齢は90才らしいです。この年齢で、なんであんなに元気なんでしょうね。やっぱり悪魔の実のせいなんでしょうか・・・?それとも、もともと人間ではない?)
おでんがヨミヨミの実の能力者だと色々と合点がいく
おでんがヨミヨミの能力者だと色々と合点がいくんですよね。
おでんの死刑前に、トキが笑いながら「あなたは死なないでしょ?」と言った点。
また、おでんが「忘れてもらって構わねえ。おれの魂は生きていく」と言った点。
「魂」と言えばソウルキング。そう考えると、やっぱりヨミヨミの実?
処刑後、おでんの死体が破棄される
→そこに魂が戻ってくる
→トキと合流
→20年後の未来へ
こんな感じでしょうか?
おでんが生きていた(生き返った)場合、決戦日までじっとしているのか?
ただ、おでんが生きていた(生き返った)場合、決戦日までじっとしているなんてことがあるんでしょうか?
おでんは、なんとなくルフィーに似ています。真っ先に何かしらの行動を起こしそうですよね。
また、1004話の終わりでは、「部屋に10人いる!」となっており、その10人目の姿は明らかに女性。
そう考えると、おでんが体ごと未来へ来ているという可能性は少ないように思います。
つまり、何かしらの方法で、魂だけを20年後に呼び戻したと考える方が妥当なのではないでしょうか。
そう考えると、あのシルエットは日和で、「日和の能力でおでんを現世に呼び戻した」が一番あり得そうな気がします。
日和がイタコ能力「ヨセヨセの実」を発動?
死者の魂を呼び戻すというと、思い浮かぶのがイタコ(シャーマン)です。
イタコの能力は、ワノ国ともなんとなく雰囲気が合致します。
能力名は「ヨセヨセ」もしくは「ミコミコ(巫女)」といったところでしょうか。
ただ、仮にそうだったとしても、何かしら制限があるはず。
そうしないと色んな人が何度も現世に戻ってきてしまいますからね。エースも再登場することに。(でも、お玉のために再登場する可能性はあるかもしれません。それはそれで嬉しいですね。)
それに、無制限に使える能力ならば、わざわざおでんの魂のことを隠しておく必要もありません。
能力を発動する際に相応のリスクを負うものだと考えられます。
例えば、
「亡くなった人の形見が必要で、能力発動後はその形見が消えてなくなってしまう」など。
次期将軍は日和?
次期将軍は、普通に考えるとモモの助。でも、今のところ、モモの助の将軍感ゼロですよね・・・。
一方、日和にはなんとなく「おでん」を感じます。とくに小紫時代。国を守っている感があります。
イタコの能力を使えるなら、「おでん&日和」が将軍になるかもしれません。そうなると、モモの助がちょっと可哀想ですね。
おでんが生きていて、将軍になるというのが一番しっくりきますね。(モモの助はもう少し大きくなってから)
ゾロと剣豪リューマの再戦がある?
モリア編でゾロと剣豪リューマが対戦した際、「再戦があるのでは?」と思われるような発言をゾロがしていました。
日和がイタコなら対戦が実現できそうですね。日和も「秋水」にこだわっていましたし、もしかしたら、本当にそうなるかもしれませんね。
ゾロの出生についても語られるかもしれません。
まとめ
私の考察では「おでんは生きていた」もしくは「おでんの魂が生きていた」という結果になりました。
ちなみに、ネットでは「1007話のおでんは本物じゃない説」が有力なようです。
再来週のジャンプが待ちきれませんね。でも、もしかしたら、再来週には、真相が明かされないかもしれません。
1004話のシルエットがいまだに明らかになっていませんからね・・・。
今回の記事では「1007話のおでんの真相」について書きましたが、もともとは他の記事を書こうと思っていました。
それは「ワンピースを読むと学校の成績を上げることができる理由」という記事。
書こうと思っていた矢先に、おでんが登場したので急遽記事を変更しました。笑
本来書こうと思っていた記事は、近日公開予定ですので、よかったらまたお読みください。
更新したらはSNSで発信予定です。(→SNS関連はこちらから)
今回の記事はここまでです。私の妄想にお付き合い頂きありがとうございました。
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