大人気マンガ「ワンピース」から成績UPのコツを学ぼう!

大人気マンガ「ワンピース」から成績UPのコツを学ぼう!


 
日本で一番売れているマンガ「ONE PIECE(ワンピース)」。

 
【単行本の発行部数(2021年2月時点)】

◆ワンピース
4億8千万部(全98巻・連載中)

◆ドラゴンボール
2億6千万部(全42巻・完結)

◆鬼滅の刃
1億5千万部(全23巻・完結)

 
巻数の違いがあるものの、ドラゴンボールや鬼滅の刃よりもはるかに売れてますね。

ワンピースはまだ連載中。発行部数はまだまだ伸びていきそうです。

 
もはや「伝説」になりつつあるワンピース。

このワンピースを読めるようになると、学校の成績を上げるコツもわかるようになります。

この記事では、その理由などについて紹介します。

 

ワンピースと勉強は似ている?

ワンピースと勉強。

全く異なる2つに見えますが、似ている点があります。それは

 
理解できないとつまらない。でも、理解できると物凄く面白い!」。

 
ワンピースは大人気マンガである一方、脱落者の多いマンガでもあります。98巻を積み重ねれば2メートル近くなりますからね・・・。

どんなに面白くても読み切るためにはそれなりに気力が必要です。連載当初はシンプルだったストーリーも、今ではかなり複雑になってきました。

 
勉強も同じですよね。

とにかく量が多い。最初は簡単なのに「小学校→中学校→高校」と進むにつれて、どんどん難しくなっていきます。

ワンピースから成績UPのコツを学ぼう!

  1. 量が多い
  2. 内容が複雑

この2点が「ワンピース」と「勉強」を難しくしている原因です。

逆にいえば、この2点を克服できれば、ワンピースも勉強も楽しめるようになります。

 
克服するためには「なぜ難しくなるのか?」をしっかり理解しておくことが大切。ということで、ワンピースや勉強が難しくなる理由をもう少し深掘りしていきます。

ワンピースは面白くない?

ワンピースは面白くない
ワンピースはつまらない

そんな声をよく聞きます。

 
誰にも好き嫌いがあるので当たり前なのですが、中には「ワンピースの面白さに気付けていない人」もいるように思います。

 
というもの、私自身がその一人だったからです。週間少年ジャンプでワンピースを毎週読んでいるのですが

「最近のワンピースってなんかつまらないな・・・」

そのように感じていました。

 
でも、単行本を読み直してみると・・・

やっぱり面白い!

 
日本で一番売れているマンガがつまらないはずないですよね。

 
読み返して気付いたことは、「過去の物語を忘れてしまっていた」ということ。

そのせいでつまらなく感じてしまっていたようです。

 
昔のことを忘れてしまったせいで、いまいちよくわからない

これは、ワンピースに限らず、勉強でもよくあることですよね。

「上流」を理解しないと「下流」を理解できない

 
川の水が「上流」から「下流」へと流れていくように、何事にも「流れ」があります。

 
ワンピースなら

「1巻(上流)」があって
「2巻(下流)」があります。

いきなり「2巻(下流)」から読み始めたら、「???」となってしまいます。

 
勉強も同じです。算数であれば、

「1桁の足し算(上流)」
→「2桁の足し算(下流)」

のような流れがあります。

小さい子供にいきなり「2桁の足し算(下流)」から教えたら、頭が混乱してしまいます。

 
「上流」を理解していないと「下流」は理解できません。理解できるかもしれませんが、必要以上に時間がかかったり、中途半端な理解になったりする可能性があります。

 
詰込み勉強が良い例ですよね。

正解はできるけど、いまいちよくわかっていない。そんな状態。

このような状態だと応用問題などに対応できません。

 
ワンピースにおいても勉強においても、「上流」からしっかり理解することが大切です。

ワンピースと勉強は、最上流から最下流までの距離が長い

ただ、ワンピースと勉強の厄介なところは、最上流から最下流までの距離が長いところです。

 
ワンピースの

最上流は「第1巻」
最下流は「第98巻」(2021年3月現在)。

つまり、98巻を理解する(最大限に楽しむ)ためには、「第1巻から第97巻まで」を理解する必要があります。マンガとはいえ、97冊を読みきるのはなかなかたいへんです。

 
イメージ的には

  • ドラゴンボール(42巻)
  • 鬼滅の刃(23巻)
  • スラムダンク(31巻)

を全部読むような感じです。(42冊+23冊+31冊=96冊)

それでもわずかに届きませんね。これくらいの量を読んで、やっとワンピース最新巻の内容を理解できるかどうか。

 
そう考えるとワンピースはやっぱりすごいですね・・・。と同時に、脱落者が出てしまうのもうなずけます。

 
勉強も同じですよね。

大学の入試問題を解くためには、

「小学校1年生(最上流)~高校3年生(最下流)」

の9年間の知識をフル活用しなくてはいけません。9年間で使用する教科書や参考書を積み重ねたら、ワンピースどころではありません。

ワンピースと勉強は「幅」も広い

ワンピースと勉強は、最上流から最下流までの距離が長いだけではありません。

「幅」も広いため、さらに理解が難しくなります。

 
例えば、ドラえもんなら「のび太(&ドラえもん)」を中心にストーリーが進んでいきます。あと出てくるのは、ジャイアンやスネ夫、しずかちゃんくらい。基本的にはこの5人を軸にストーリーが進みます。

 
一方、ワンピースの場合。

主人公は「ルフィ」なんですが、ルフィ中心には話が進みません。というより、最近のジャンプでは全然出てきません。笑

その代わりにたくさんのキャラクターが出てきます。敵も味方も。

 
これらのキャラクターはルフィとは別のところで自由に動き回ります。

あるキャラクターのストーリーが描かれたかと思えば、次のページでは他のキャラクターのストーリーが描かれる。そのさらに次のページでは他のキャラクターが描かれる。そんな感じです。

つまり、キャラクターの数だけ「ストーリーの幅」が広くなっていきます。ストーリーがどんどん複雑になっていきます。(多くの人を惹きつける魅力でもあります。)

 
勉強も同じです。

国語・数学・理科・社会・英語という大きな5本の軸があります。

数学の中にも

  • 計算
  • 図形
  • 関数

などの複数の軸があります。

進度が進むにつれて、どんどん「幅」が広くなっていきます。

一旦まとめ

◆量が多いと・・・

  • 昔のことを忘れてしまう

 
◆幅が広いと・・・

  • よくわからなくなる(迷子になる)

 
これら2つのせいで、

  • つまらなくなる
  • やる気がなくなる

などの状態に陥ってしまいます。

 
逆に、これらを克服できれば、ワンピースや勉強を楽しめるようになります。

ここからは「克服する方法」について紹介していきます。

ワンピースや勉強を楽しむために

ワンピースや勉強を楽しむためには、次の4つのステップがおススメです。

  1. 最上流を理解する
  2. 最上流から最下流までを「一気に」「サラッと」やる
  3. 「面白く」感じたところをもう一度やる
  4. わからないところは先生に教えてもらう

それぞれについて説明していきます。

まずは、最上流を理解すべし


 
ワンピースや勉強を楽しむためには、とにもかくにも「最上流を理解すること」が大切です。

ワンピースであれば、まず「第1巻」。数学の計算問題が苦手であれば、小学生レベルの四則演算など。

「基礎や基本をしっかり身につけよう」ということですね。

 
最上流は、シンプルなので理解するのも簡単です。時間もそれほどかかりません。

ワンピースの第1巻は簡単に読めます。1桁の足し算や引き算もとても簡単です。

 
「なんかよくわからないな・・・」

そんなときは、最上流に戻って、理解し直すことが大切です。

次に、最下流まで「一気に」「サラッと」やるべし

次に、最下流まで「一気に」「サラッと」やることも大切です。

  • 一気に
  • サラッと

がポイントです。

「一気に」やるべし

間隔をあけてしまうとなかなか上手くいきません。

例えば、ワンピースを「週に1巻ずつ」読んだ場合。

98巻読み終えるまでに98週かかります。約2年。こんなにかかったら、せっかく読んだ「1巻(最上流)」のことをすっかり忘れてしまいます。

それに2年間も週に1巻ずつワンピースを読み続けるのは、根気が必要です。

 
「いやいや、マンガにそんなに時間をかけないよ」

そう思われるかもしれません。たしかにマンガに関してはそうなんですが、実際には、多くの人がこれと似たようなことをしています。

 
それは学校の授業。

教科(科目)によっては、週に1回しかありません。1年かけて、場合によっては2年以上かけてやるわけです。

これがどれだけ非効率なことか、さきほどのワンピースの例と見比べれば一目瞭然。

 
学校の授業で

「よくわからない・・・」

そんなときは、たいていの場合、昔に習った内容を忘れてしまったとき。

 
忘れないためにも、勉強は「一気に」やってしまった方が効率が良いということです。

「サラッと」やるべし

とはいうものの、ワンピースも勉強も膨大な量です。「一気に」やるのは至難の業。

そこでおススメなのが「サラッと」やってしまうこと。

 
例えば、勉強の場合。

教科書や問題集に掲載されている問題は、次のような構成になっています。

  • 基礎問題
  • 標準問題
  • 応用問題

そこで、標準問題や応用問題には手を出さずに「基礎問題」だけを「一気に」やってしまう。

基礎問題だけなので、ストレスなく進めることができますし、時間もそこまでかかりません。「サラッと」やることができます。

 
この方法の欠点は、「標準問題」や「応用問題」が解けなくなってしまうところ。

ですが、全てをやろうとすると、全てが中途半端になってしまいます。

最上流から最下流まで「基礎」だけでもできれば、全体の流れがわかるようになります。

全体の流れがわかれば、細かい内容も理解しやすくなります。

 
最初から最後までおおまかに理解する。これだけで、その後の学習スピードは格段に上がります。

自分の中に1本の芯を作り上げるイメージです。

 
一方、ワンピースの場合。

ワンピースは、「基礎」と「応用」のように分けることはできません。

 
ですが、

読みやすい(面白い)ところ
読みにくい(面白くない)ところ

に分けることができます。(ただし、そのように感じる部分は人によって異なります。98巻分ものストーリーがあれば、どうしても好き嫌いが出てしまいますからね・・・。)

 
そこで

「読みやすい(面白い)ところ」
→普通に読む

「読みにくい(面白くない)ところ」
→飛ばしながらサラッと読む

 
このようにメリハリをつければ、ストレスなく最初から最後まで読み切ることができます。マンガの場合、じっくり読まなくても「画」を見るだけでもなんとなく雰囲気がわかります。

次に、「面白い」と感じたところをもう1度やる

理解を深めるための一番の近道は、楽しむこと。

そのためにおススメなのが、「面白い」と感じたところをもう1度やることです。楽しみながら復習できます。

 
この方法の良いところは、周辺の理解も深まっていくこと。

 


 
例えば、ワンピースには、「ゾロ」という人気キャラクターがいます。

このゾロに興味を持った場合、「ゾロの出てくるところだけ」を読んでいく。

このような読み方をすれば、ゾロといっしょに出てくるキャラクターについても詳しくなっていきます。

ゾロを中心に、楽しみながらワンピース全体の理解を深めることができます。

勉強は面白くない?

勉強も同じです。

「面白い」と感じたところをもう1度やることで、理解がどんどん深まっていきます。

 
ただ、「勉強に面白い場所なんてないけど・・・」

そう思うかもしれません。

 
でも、勉強の面白さは、ワンピースに負けていません。というより、ワンピース以上です。

学校で習う勉強は、人類が何千年もかけて培ってきた知識の結晶。本来は、物凄く貴重なものです。

貴重ということは、「人の興味を強く惹く」ということ。つまり、面白いということ。

現代は「学べるのが当たり前」になってしまっているので、価値がないように「錯覚」してしまいます。あるいは「強制的に」やらされるため、無意識のうちに反発してしまうのかもしれません。

 
それではもったいないですよね。悪い方に洗脳されているようなものです。

 
国語・数学・理科・社会・英語。

どの教科にも「面白いところ」が必ずあります。

まずは、そこを見つけて、そこを中心にやっていく。そうすると、その周辺の理解も深まっていきます。勉強が楽しくなっていきます。

行き詰ったら、先生に頼る

とはいうものの、「よくわからないところ」や「苦手なところ」も出てくると思います。

そんなときは「先生に頼る」しかありません。

 
この「先生」というのは、学校の先生のことだけではありません。「わからないところを教えてくれる人やモノ」のことです。

友達かもしれませんし、親かもしれません。場合によっては、市販の参考書かもしれません。ネット上の動画かもしれません。

 
ワンピースくらい有名なマンガになると、色んな人がネット上で色んな解説をしています。私もたまに見るのですが、解説を聞いた後にワンピースを読むと一層楽しく読めます。

勉強も同じです。ネット上に色んな解説動画があります。個人的には、スタディサプリ(有料)がおススメです。低価格なのにとてもわかりやすい。

 
行き詰ったときは、先生に頼るのが一番です。


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まずは、ワンピースで体感してみよう!

  1. 最上流を理解する
  2. 最上流から最下流までを「一気に」「サラッと」やる
  3. 「面白く」感じたところをもう一度やる
  4. わからないところは先生に教えてもらう

この方法で、ワンピースや勉強の理解が深まりやすくなります。

まず初めは、取り掛かりやすいワンピースで実践することをおススメします。

 
ワンピースで実際にやってみて

「たしかに面白くなった!」

このような成功体験があると、勉強にも応用しやすくなります。

ワンピースを読む方法

ワンピースを読む方法は色々あります。

一番の理想は「単行本」を購入すること。でも、単行本は400円以上しますからね・・・。

98巻を新品で全て揃えると4万円以上に。なかなか大きな出費です。

 
中古だと1~2万円くらいでしょうか。


 
「買うのはちょっと・・・」

という場合は、マンガ喫茶やスーパー銭湯(岩盤浴)のマンガコーナーなども良いかもしれません。

料金はかかりますが、購入するよりは安い料金で読めます。

 
あとは、アプリの「ジャンププラス」や「ゼブラック」などでしょうか。この2つを合わせれば無料で、毎日10話分(1巻分)くらいを読めます。(ただし、広告動画を見る必要あり。)

まれにですが、夏休みなどの期間に、700話分(70巻分)くらい無料で解放されるときもあります。

まとめ

ワンピースや勉強がつまらない。よくわからない。

そんなときは、次の方法を試してみてください。

  1. 最上流を理解する
  2. 最上流から最下流までを「一気に」「サラッと」やる
  3. 「面白く」感じたところをもう一度やる
  4. わからないところは先生に教えてもらう

ワンピースも勉強も物凄く面白いもの。楽しまないのはもったいないですよね。

 
まずは、ワンピースで試して、学校の成績をUPするコツを掴んでみてください。

今回の記事はここまでです。お読み頂きありがとうございました。

 


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