成功する秘訣は「自分を信じて挑戦し続けること」
成功する秘訣は「自分を信じて挑戦し続けること」
全盛期のウサイン・ボルト選手に100m走で勝つことができるか?
(2009年に「9秒58」を記録)
おそらく、ほとんどの人は勝つことはできない。
でも、絶対に勝てないのだろうか?
もし、10,000回勝負したら
もし、10,000回、ボルト選手と100m走を勝負したらどうなるだろうか?(ボルト選手が付き合ってくれたとして)
0勝10,000敗。
そんなことになるのだろうか?
相手の調子が悪ければ・・・
ボルト選手も1人の人間。調子の良い日もあれば、調子の悪い日もある。
調子の悪い日には、足をつってしまうかもしれない。スタートでフライングしてしまうかもしれない。
そのときには、こちらが勝つことができる。
何年も勝負を挑み続ければ・・・
また、勝負が1日1回であれば、10,000回の勝負が終了するまでに27年かかる。
27年も経てば、ボルト選手の脚力もさすがに衰えてくる。こちらが毎日鍛えていれば、実力で勝てる日がくるかもしれない。
10,000回に1回はきっと勝てる
このように考えると10,000回勝負すれば、おそらく誰もが1回は勝てるチャンスがある。
「成功」も「100m走」と同じ
「成功」も「100m走」同じではないだろうか。
きっと、「成功」するチャンスは誰にでもある。
どんなに厳しい勝負でも、勝てる可能性は必ずある。
回数が増えればチャンスも増える
一発勝負でボルト選手と競争したら、まず勝つことはできない。
でも、10回、100回、1,000回、10,000回と、回数が増えていけば、勝つチャンスも増える。
きっと、「成功」も同じ。
1回や2回のチャレンジで成功できなくても、10回、20回とチャレンジし続ければ、成功できる可能性が高くなる。
「成功」には、少なからず「運」が必要
「才能」がある人が成功できるのか?
「実力」がある人が成功できるのか?
おそらく、答えは「No」。
例えば、プロ野球選手
例えば、プロ野球選手。
プロ野球選手は2軍選手であっても、とてつもない「才能」や「実力」を持っている。おそらく、1軍選手とそこまで変わらない。
にもかかわらず、1軍で輝けるのはほんの一握りの選手だけ。
「各ポジションのレギュラーは1人」
これが原因の1つ。
同じポジションに「超一流選手」がいたら・・・
例えば、イチロー選手や松井秀喜選手、大谷翔平選手のような「超一流選手」が同じポジションにいたら、どんなに「才能」や「実力」があっても、レギュラーを取ることはほぼ不可能。
これらの選手がいるかどうかはまさに「運」次第。
基本的には、プロ野球選手は自分で所属球団を選ぶことができない。
オファーをくれた球団には、超一流選手がすでにいるかもしれないし、よその球団から移籍してくるかもしれない。
このように考えると、1軍で輝けるかどうかは「運」も必要となる。
チャレンジし続ける人が「運」を掴むことができる
では、絶対にレギュラーを取ることができないのか?
そんなことは決してない。
さきほどのボルト選手との100m走勝負と同じように、勝負を続けていれば勝つチャンスは必ずやってくる。
超一流選手といえども1人の人間。不調のときもあれば、ケガをすることもある。加齢で実力も衰えてくる。
そのチャンスを見逃さずに、コツコツとチャレンジし続けた人は、きっと「運」を掴みとることができる。
あくまで「運」なので、必ずしもチャンスがやってくるとは限らない。でも、あきらめてしまった人には「運」はやってこない。
あきらめも重要?
「あきらめも重要」なんて言葉を聞くことがある。
でも、「あきらめも重要」と言っている人を見てみて欲しい。
実際にあきらめて、成功を掴めなかった人が多い気がする。
逆に、成功している人を見てみて欲しい。
成功者のほとんどは、続けること、チャレンジし続けることの重要性を訴えている。(例えば、発明王のトーマス・エジソンなど)
もし、成功者を目指すのであれば、どちらの言葉に従うべきかは言うに及ばない。
「成功」と「ギャンブル」は似ている
おそらく、「成功」と「ギャンブル」は似ている。
例えば、スロットで、「777(スリーセブン)」を揃えるためには、実力も必要だが「運」も必要。
「777」を揃えるまでには、あと一歩の「776」や「778」が何度も訪れる。
そこを我慢して続けた人だけが「777」を揃えることができる。
成功まであと一歩のところまで来ている人は、きっと「776」や「778」の状態。
ほんとにあと一歩。何かのきっかけで「777」に変わる可能性がある。
でも、そこであきらめてしまう人がいる。これは本当にもったいない。これまでに積み重ねてきたものが全て消え去ってしまう。
この最後の最後のきっかけを掴むためには、あきらめずに挑戦し続けるしかない。
そもそも、「成功」とは
そもそも「成功」とは何だろうか?
- 大金持ちになること
- 素敵な異性と結婚すること
- 歴史に名を残すような偉業を達成すること
などだろうか?
全然違うことを想像している人もいると思う。
さきほどのプロ野球選手の場合でも、「レギュラーで活躍すること」を成功と捉える人もいれば、「メジャーリーグで活躍すること」を成功と捉える人もいる。
このように「成功」の定義は人によってバラバラ。
成功とは「自分のやりたいことを実現すること」ではないだろうか。
基準は「自分」
あくまで基準は「自分」。「他人」ではない。
しかし、「他人」を基準にしている人が多いような気がする。
例えば、他人の成功を妬む人。
他人の成功は、他人のもの。もし、自分が他人と同じような成功をしても、きっと心の底から喜ぶことはできない。虚栄心が満たされるだけ。
「他人」に流されてはいけない
自分の望む成功は、周りの人からするとおかしなものに見えるかもしれない。逆に、とてつもなく壮大なものに見えるかもしれない。
そんなとき、他人は「自分の成功観」を押し付けてくる。
「そんなしょぼいの成功なんて言わない」
「そんな大きな成功なんてムリに決まってる」
など。
他人は、その人の基準でしかものを考えることができない。
自分も、自分の基準でしかものを考えることができない。
両者の基準が一致することはない。
それなのに「他人の基準」に自分を合わせるのはナンセンス。
きっと、本当の意味での「成功」に辿り着くことはできない。
「自分」を信じて、挑戦し続けるべし
あきらめてしまったり、他人の考えに流されたりしてしまったら、成功を掴み取ることはできない。
成功を掴み取るためには、「自分」を信じて挑戦し続けること。このことが重要だと思う。