ストレスを解消しよう!「ストレッサー」を撃退する方法
ストレスを解消しよう!「ストレッサー」を撃退する方法

- ストレスを与える人
- ストレスを与える物
などのことを「ストレッサー」といいます。
この「ストレッサー」を撃退しない限り、ストレスから逃れることはできません。
この記事では「ストレッサーを撃退する方法」について紹介します。
そもそも、ストレスって?

日常生活でよく使う「ストレス」という言葉。
でも、「ストレスとはなんぞや?」って聞かれたら何て答えますか?
なんとなく
- ストレスを与える人
- ストレスを与える物
をイメージする人が多いのではないでしょうか。
ですが、冒頭で説明したように、これらは本来「ストレッサー」と呼ばれるものです。
正確には「呼ばれていた」という表現が正しいかもしれません。時が経てば、言葉の意味は変化していきますので・・・。
もともとは物理学の言葉

「ストレス」とは、もともと物理学の言葉です。
ハンス・セリエさんという方が、「物理学のストレス」と似た現象が「人体にも起こること」を発見したのが始まりと言われています。
英語で書くと「stress」
物理学の意味は「応力(おうりょく)」
「応力」という言葉は、日常生活であまり聞かないと思います。むしろ、初耳の人が多いと思います。
「あ~、ストレスが溜まるな~」とは、
「あ~、応力が溜まるな~」
と言っているようなものです。
つまり、「ストレス」という言葉自体、ちょっと理解しづらいんです。
この「応力」の概念を理解すると、ストレスの解消法が見えてきます。
ちょこっと難しい話になりますが、これから「応力」について簡単に説明していきます。眠くなるかもしれませが、少々ご辛抱を・・・。
応力(ストレス)とは
「輪ゴム」を例に、応力(ストレス)を考えてみます。
「輪ゴム」を両手で引っ張ると伸びます。
手を放すと元に戻ります。(下の図のような感じです。)

輪ゴムが元に戻るのは「元に戻ろうとする力(抵抗力)」があるからです。

この「元に戻ろうとする力(抵抗力)」のことを「応力(ストレス)」といいます。
また、「引っ張る力(外部からの刺激)」のことを「ストレッサー」といいます。
つまり、いつも使っている「ストレス」という言葉は、「外部からの刺激に抵抗する力」といった意味で元々は使われていました。(今も昔もわかりにくい言葉ということです・・・)
難しい話はここで終了です。ここからは気楽に読んで頂ければと思います。
応力(ストレス)がかかり続けると
輪ゴムを「自分」だと思ってください。
もし、ず~っと引っ張られたら、どんな気持ちがしますか?

単純に不快ですし、抵抗するのに疲れます。どんどんエネルギーが奪われていきます。
このような状況が続くと、心身ともに疲労が溜まります。「肩こり」や「頭痛」などにもつながります。
心や体を癒すために「アルコール依存症」や「過食症」などになる可能性があります。
また、気を張りすぎてに「不眠症」や「拒食症」などになる可能性があります。
さらに、応力(ストレス)がかかり続けると
ゴムを引っ張りすぎると、「だらーん」とゴムが伸びてしまいます。

これは、本来の「元に戻ろうとする力(抵抗力)」が失われた状態です。
人間も負荷がかかり過ぎると、抵抗力が失われます。
体の抵抗力が失われると、「風邪」や「胃や腸の病気(胃潰瘍など)」などを引き起こします。
心の抵抗力が失われると、やる気が出なくなり、「無気力症候群」「燃え尽き症候群」「うつ病」などを引き起こします。
さらにさらに、応力(ストレス)がかかり続けると
さらに、ゴムを引っ張りすぎると、ゴムは切れてしまいます。
ここまでくると、もはや生死に関わる状態です。
ストレスを解消するには
このように、ストレスを溜めるとロクなことがありません。ストレスは根本的に解消しましょう。
登場人物は「自分」と「ストレッサー」
登場人物は「自分」と「ストレッサー」です。
「自分」を忘れないでください。
「自分」を忘れると「ストレッサー」を撃退できなくなります。
自分が「輪ゴム」のようなゴムなら

もし、自分が「輪ゴム」のようなゴムなら、「ストレッサー」からちょっと引っ張られただけで悲鳴を上げてしまいます。
自分が「タイヤ」のようなゴムなら

ですが、自分が「タイヤ」のようなゴムならどうでしょうか?
「ストレッサー」から多少引っ張られてもビクともしません。
ストレスを感じるとき、感じないとき

つまり、
- 「自分」が「ストレッサー」より弱ければ、ストレスを感じる。
- 「自分」が「ストレッサー」より強ければ、ストレスを感じない。
ということです。
まずは、現実を受け入れることから
ストレスを感じるということは、「自分」が「ストレッサー」に負けているということ。
ただでさえ腹が立つ「ストレッサー」に「自分」が負けている。
受け入れがたいことかもしれません。
ですが、この現実を受け入れない限り、ストレスを解消することはできません。
まずは、この現実を受け入れてください。
「ストレッサー」の強さは変わらない
「ストレッサー」の強さは基本的に変わりません。変わるのは「自分」の強さです。
例えば、「会社のHP(ホームページ)を作っておいて」と依頼された場合。
- HPに詳しい人 :ストレス小
- HPに詳しくない人:ストレス大
この場合のストレッサーは「会社のHP(ホームページ)を作ること」。ストレッサーが強くなったり、弱くなったりしているわけではありません。
自分の強さが「タイヤ」のようになったり、「輪ゴム」のようになったりしているだけです。
まず目を向けるべきは「自分」
つまり、ストレッサーを撃退するために、まず目を向けるべきは「自分」ということです。
「ストレッサー」の方にだけ注目していると、一生ストレス地獄から抜け出せません。
ストレスを解消する手順

ストレスを解消するには
- まずは「自分」が「ストレッサー」よりも強くなることを目指す
- 強くなることが厳しそうだったら「ストレッサー」を取り除く
という手順がおススメです。
「ストレッサーを取り除くのが先では?」と感じる方もいると思います。
しかし、「ストレッサー」を取り除くことにはデメリットがあります。(理由は後で説明します。)
また、「ストレッサー」なんて世の中にうようよいます&あります。(人間関係、仕事、家事、受験、お金、・・・)
その度にストレスを感じてたら、体が持ちません。まずは「自分」を強くすることをおススメします。
強くなるのが厳しそうだったら、「ストレッサー」を取り除くしかありません。
「自分」が「ストレッサー」よりも強くなるためには

「自分」が「ストレッサー」よりも強くなる方法をいくつかを紹介します。
- 自分が使えそうだ
- 自分に当てはまる
そんなものを選んで実践して頂ければと思います。
疲労を溜めない
疲労が溜まると、自分の力が弱くなります。
疲労回復には「睡眠」が一番です。
次に「食事」。ただし、食べ過ぎなどは逆効果なので注意が必要です。
また、「運動」も重要です。汗を流せば、気分が晴れます。また、体力がついて疲れにくい体になります。
「見た目」と「声」を良くする
人間関係で厄介なのが「相手になめられること」です。
1度なめられると、相手より立場が下になってしまい、相手は好き勝手言ってきます。
そこで、おススメなのが「見た目」や「声」を良くすることです。
メラビアンの法則によると、人の第一印象は「見た目」と「声」だけで90%以上決まってしまうとのこと。
逆に考えれば、「見た目」と「声」を良くすれば、相手の印象が良くなります。なめられることが少なくなります。
約束を守る
約束を破ってしまうと、相手より立場が下になってしまいます。
- 約束したら必ず守る
- 守れなさそうな約束はしない
ことが重要です。
トラブルなどで約束が守れないときは、
- 早めに連絡する
- 埋め合わせをする
などの対応が必要です。
知識や技術を増やす
知識や技術が増えれば、難しい仕事も苦ではなくなりますし、仕事が早く終わるようになります。仕事だけでなく、受験も同じです。
また、周りの人からの信頼度も上がります。
経験を増やす
1度目は難しく感じることも、2度目以降は簡単に感じるようになります。
経験が増えるほど、自分が強くなっていきます。
行動を素早くする
行動を素早くすることで、自分の力(攻撃力)を上げることができます。
例えば、自分の力が50、ストレッサーの力が100の場合。
ストレッサーが攻撃してくる前に、自分が2回攻撃すれば、ストレッサーを倒すことができます。
本当の許容範囲を見つける
「完璧主義者」や「拘りの強い人」。
これらの人は許容範囲が極めて狭いので、ストレスを感じやすくなります。
例えば、本当は6割でいいところを、9割を目指す人。
ストレスを感じないようであれば、9割を目指せばいいと思うのですが、ストレスを感じるようであれば、本当の許容範囲(この場合であれば6割)を見つけることをおススメします。
高みを目指しているはずなのに、弱くなっています。本末転倒です。
お手本を見つける
身の周りの「ストレスに強い人」を見つけてください。いなければ、テレビから見つけてください。
その人達の真似をすることで、自分も強くなれます。
深呼吸をする
ストレスを感じたときは深呼吸をしてみてください。
5秒かけて息を吸って、10秒かけて息を吐く。
これを数回繰り返すだけで、心が落ち着きます。また、頭もスッキリするので、物事を多角的に捉えられるようになります。
今までやったことのないことをやる
今までやったことのないことをやると、新たな気付きが必ずあります。物事を今までと違った視点で見ることができるようになります。
- 行ったことのない場所へ旅行に行く
- 話したことのない人と話す
- 見たことのない映画を見る
- 読んだことのない本を読む
などです。
自分の力を信じる
心は自分次第で強くも弱くもなれます。
「自分ならできる!」
そう信じるだけで、心が強くなります。
「ストレッサー」を味方にする
「ストレッサー」は悪者と思われがちですが、そんなことはありません。
「ストレッサー」と真摯に向き合うことで、成長することができます。
「ストレッサーは自分を成長させるサプリメントだ!」と思うことで、前向きな気持ちになれます。
「ストレッサー」を取り除く前に

「自分」が強くなっても、まだ、ストレッサーが目の前に立ちはだかるのであれば、「ストレッサー」を取り除くしかありません。
ただし、デメリットがあります。
ストレッサーを取り除くデメリット
ストレッサーを取り除くと、
- 成長する機会を失う可能性
- 人間関係を失う可能性
などのデメリットがあります。
将来の自分に必要か?不必要か?
1度取り除いた「ストレッサー」は2度と手に入らないと思ってください。
「ストレッサー」を取り除く前に、将来の自分に必要か?不必要か?を考えてみてください。
将来の自分に必要であれば、ギリギリまで頑張ってみることをおススメします。(もちろん、体の不調が出ない範囲で)
将来の自分に不必要であれば、容赦なく取り除いてください。
「ストレッサー」を取り除くには

「ストレッサー」から距離をとる
- できないことはやらない
- やりたくないことはやらない
- 話したくない人とは話さない
など、「ストレッサー」から距離をとることが大切です。
絶対にやらなければいけないことなんて存在しません。誰かが勝手に決めているか、自分でそう思い込んでいるだけです。
人間関係も同じです。絶対に付き合わないといけない人も存在しません。
まずは、自分の健康(命)を優先してください。健康で、生きてさえいれば、必ず新しい道が拓けます。
必要に応じて、誰かに助けてもらう
ストレスを溜めやすい人は、自分で言えないことが多いと思います。その場合は、誰かに助けてもらってください。
家族、友達、同僚など。場合によっては、弁護士や警察、労働基準監督署などです。
たいていの場合、第三者が入ると一気に片が付きます。
自分が「ストレッサー」であることも忘れないように
世の中には「ストレッサー」がたくさんいます&あります。
当然、自分も誰かの「ストレッサー」になっています。家族や友達、職場の人達、近隣住民などに対して、です。
自分のせいで苦しんでいる人達がいることも忘れないでください。そして、そのことに気付いたときは、相手のストレスを取り除いてあげてください。
まとめ
ストレスを解消するには
- まずは「自分」が「ストレッサー」よりも強くなることを目指す
- 強くなることが厳しそうだったら「ストレッサー」を取り除く
という手順がおススメです。
ストレスのせいで、体を壊すことは得策ではありません。ストレスなんてさっさと解消しましょう。