単語カードのおススメの使い方。たった1分で1単語を長期記憶に

単語カードのおススメの使い方。たった1分で1単語を長期記憶に

 

 
単語カード。

私は受験時代によくお世話になりました。

でも、最近は使っている学生をあまり見ないように思います。

スマホなどがありますからね・・・。

わざわざ単語カードを使う必要がないのかもしれません。

 
 
かく言う私も、最近は単語カードを全く使っていませんでした。

でも、あることをきっかけに単語カードを再び使うように。

 
そのときに気付いたのが

単語カードを上手く使えば、メチャメチャ速く覚えることができる!

ということです。

 
1単語につき1分もあれば、長期記憶にすることができます。(※ 個人差があります。)

この記事では、「その方法」や「単語カードの欠点とその対策」などを紹介します。

単語帳は100均で売っている

単語帳は100均で売っています。他には文房具屋さんなどでしょうか。

ちなみに、冒頭の写真は「DAISOの単語カード」です。

 
今って色んな単語カードが売っているんですね。

例えば、こんな単語カード。

 

 
これは、「赤ペン」や「緑ペン」を使うことで、覚えたいところだけを隠すことができる単語カードです。

 
その他には、こんな単語カードも。

 

 
これは水に濡れても大丈夫な単語カードです。お風呂でも使えますね。

これらはDAISOに売っています。

 
私の記憶では、単語カードはもう少し高価なものだった気がするのですが・・・。

今の100均って便利ですね。

短期記憶と長期記憶

単語カードの使い方の前に、短期記憶と長期記憶について簡単に説明します。

 
短期記憶とは、その名の通り「短い期間の記憶」です。

イメージは「神経衰弱」でしょうか。

神経衰弱をやっているときには、どこに何があるかを真剣に覚えます。

でも、30分後にはすっかり忘れてしまっていますよね。

 
一方、長期記憶。これもその名の通り「長い期間の記憶」です。

イメージは「誕生日」でしょうか。

誕生日は〇月〇日。少なくとも2つの数字を覚えないといけません。

でも、自分の誕生日を忘れることはありませんよね。

 
この2つの違いは、「自分にとって大切な情報かどうか」です。

誕生日はなんだかんだで特別な日です。(歳を取るとありがたみが薄れてきますが・・・)

脳に「これは大切な情報だぞ!」と認識させるには

脳に「これは大切な情報だぞ!」と認識させるには、

  1. 強いインパクトを与える
  2. 何回も経験させる

の2つの方法が有効です。

 
誕生日であれば、プレゼントをもらえるし、ケーキにロウソクが灯っているし、みんなに祝ってもらえるし、となかなか強いインパクトです。

しかも、1年に1回必ずきます。

だから、誕生日は自然と長期記憶になってくれます。

 
 
一方、試験などの勉強はどうでしょうか?

教科書を読んでいて

メチャメチャ感動した!

なんてことはあるでしょうか?

 
おそらく、ないと思います。

つまり、「強いインパクトを与える」のは難しいということです。

試験の勉強を長期記憶にするためには、必然的に「何回も繰り返すこと」が必要になります。

 
何回も繰り返す。

この点において「単語カード」は優れています。

「単語カードを使おう!」と思ったきっかけ

冒頭で述べたように、私自身、単語カードを使う機会はここ最近ありませんでした。

 
子供(5才)に「カタカナ」を教えるときに、

「どうやって教えようかな・・・」

と悩んだのがきっかけです。

 
よくよく見ると、「カタカナ」ってメチャメチャややこしいんですよね・・・。

 
「あ」が「ア」
「い」が「イ」
「う」が「ウ」

 
「う」はなんとなく面影がありますが、「あ」や「い」は全く面影がありません。

カタカナは、私達大人にとってはごく当たり前の文字。ですが、子供にとっては未知の文字です。宇宙語とそんなに変わりません。

 
そもそも、子供にとっては「ひらがな」ですら、覚えるのは簡単なことではありません。

私の子供の場合は、「ねば~る君のあいうえおの歌」のおかげで、比較的すんなり覚えることができましたが・・・。
(そのときの記事はこちらから→ 「子供にひらがなを覚えさせるおススメの方法」

 
 
せっかく、ひらがなを覚えたのに、カタカナを覚えさせたら混乱させてしまうのではないか?

そもそも、カタカナを覚えるのを嫌がるのではないか?

う~ん。どうしよう・・・。

 
そんなことを悩んでいるうちに思い浮かんだのが「単語カード」でした。

 
効果は抜群。しかも、全然時間がかからない。

 
単語カードの効果を改めて実感しました。

ここからはその方法を紹介したいと思います。

単語カードのおススメの使い方

単語カードのおススメの使い方は次の5つです。

  1. ゲーム感覚で楽しむ
  2. 覚えられなかったカードを1回おきに出す
  3. 短時間で何回も繰り返す
  4. 時間をおいてまた繰り返す
  5. 書く内容はとにかくシンプルに

それぞれについて説明していきます。

ゲーム感覚で楽しむ

ゲーム感覚で楽しむこと。

これが一番重要だと思います。

 
カタカナを覚えることを想像してみてください。

何が面白いんでしょうか?

いや、全く面白くないんです。

 
面白くないことはやる気が起こりません。

子供に教える場合も同じ。子供は全くやりたがりません。

それでは覚えることなどできません。

 
どうせやるなら楽しんだ方が絶対お得です。

 
私が子供にカタカナを教えたときには

3回連続で正解できたら、ゲーム(スマブラ)をやっていいよ

そんなルールにしました。

コツは「到達できるギリギリのライン」

この「3回」がポイントです。

カタカナ3問連続正解くらいであれば、カタカナが初めてでも、「ひらがな」を習得している子供にとってはそれほど難しいことではありません。集中力やモチベーションを保ちやすくなります。

 
もし、これを10問連続にしてしまうと、いつまで経っても終わりません。

そのうちに子供がイヤになってしまいます。

 
 
9問連続で正解できる実力がある場合には、10問連続正解を目標に。

1~2問連続しか正解できない場合には、3問連続正解を目標に。

 
こんな感じで「到達できるギリギリのライン」に目標を設定すると、ゲーム感覚で楽しむことができます。

 
 
あと、私のように2人1組でやる場合には、

 
正解なら「ピンポーン!正解!

不正解なら「ブブー!残念!

 
など、問題を出す側もテンションを上げると、お互いに楽しんでできます。

覚えられなかったカードを1回おきに出す

覚えられなかったカードを1回おきに出す。

これも有効です。

 
たとえば、「」が読めなかった場合。

次のような感じで単語カードを出していきます。

 
「リ」
→「
→「ヘ」
→「
→「カ」
→「
→・・・

 
初めて「ア」を見せたときは、子供は、当然読めません。

次に「ア」を見せてもなかなか読めません。

 
ですが、繰り返し見せれば(概ね3回以上見せれば)、「ア」を「あ」だと認識できるようになってきます。

 
ポイントは、覚えられなかったカードの間に、覚えたカードを出すことです。

 
不正解ばかりだとテンションが下がってしまいますからね・・・。

 
例えば、先ほどの例であれば、「リ」「ヘ」「カ」などを間に挟み込むことです。

これらは、ひらがなで書いても「り」「ヘ」「か」なので、ひらがなを習得している子供であれば、すぐに読めるようになります。

正解しやすいカードを混ぜることで、モチベーションを保ちやすくなります。

短時間で何回も繰り返す

短時間で」何回も繰り返すことも重要です。

ダラダラと長い時間やっていても飽きてしまします。

集中力もモチベーションも保てません。

 
それに短い時間で記憶できるのも「単語カード」の魅力です。

例えば、先ほどの「ア」を覚える場合。

 
「リ」
→「
→「ヘ」
→「
→「カ」
→「
→「ヤ」
→「
→「ウ」
→「

 
1枚のカードを見る、回答する、その時間は3秒もあれば十分です。

単語カードは合計10枚

 
3秒×10(枚)=30秒

 
つまり、「ア」を「あ」と認識させるためには30秒もあれば十分ということです。

 
逆に、30秒程度であれば、子供の集中力やモチベーションも維持できるはずです。

 
30秒で新しいことを1つ認識できるようになる。

これが単語カードの魅力です。

ただし、この時点では「うろ覚え」

ただし、この時点では「うろ覚え」です。

なんとなく覚えている。でも、次の日にはすっかり忘れている。

先述の短期記憶の状態です。

 
ですが、まずはこの「うろ覚え」の状態に持っていくことが重要です。

 
全く知らないものを覚える」のと、「なんとなく知っているものを覚える」のでは、必要な労力が全く違います。

ハチカタビヒトって?

例えば、「ハチカタビヒト」という単語。

これを覚えろと言われたら、正直なところ、うんざりしないでしょうか?

仮に頑張って覚えたとしても、おそらく、明日には完全に忘れてしまいます。

 
この「ハチカタビヒト」は、「八方美人(はっぽうびじん)」の読み方を変えたものです。(「ハチカタビヒト」は、私が造った言葉なので実際には存在しません。)

 
でも、「八方美人」であれば、この四字熟語を知らない人(ただし、ある程度の漢字を知っている人)でも、なんとなく意味が想像できるはずです。

八方向(東、西、南、北、西北、西南、東北、東南)、どこから見ても美しい人

そんなイメージが湧くはずです。

 
実際には、「誰にでも良い顔をする人」という、どちらかといえば悪い意味合いで使われることが多い言葉ですが・・・。

 
 
「八」
「方向」
「美人」

という言葉は、中学生以上であれば、ほとんどの人が知ってます。

だから、「八方美人」という言葉は、覚えやすい。

 
一方、漢字もカタカナも知らない幼児に「八方美人」という言葉を覚えろ、と言ったらどうでしょうか?

 
幼児にとっては、「ハチカタビヒト」も「八方美人」も、意味不明な言葉に変わりありません。

どちらを覚えるのも、物凄い労力が必要です。

 
このように、「全く知らないものを覚える」のと、「なんとなく知っているものを覚える」のでは、必要な労力が全く違います。

 
つまり、「うろ覚え」の状態に持っていくことは、物凄く重要ということです。

 
単語カードを使えば、その状態にわずか30秒でもっていくことができます。

時間をおいてまた繰り返す

ただし、「うろ覚え」のままでは当然ダメです。

時間が経てば完全に忘れてしまいます。

エビングハウスの忘却曲線によると、せっかく覚えても次の日にはほとんど忘れてしまうそうです。

なんとかして長期記憶の状態にする必要があります。

 
そのために「時間をおいてまた繰り返すこと」が重要になります。

 
「うろ覚え」の状態にすることができれば、次の日に復習したときに

う~ん・・・。これなんだったけな・・・?

あっ!そうそう思い出した!

このようなやりとりが頭の中で行われます。

 
そのうちに脳が「これは重要な情報なんだ!覚えなきゃ!」と認識してくれるようになります。

個人差にもよりますが、「うろ覚え⇔思い出す」を3回も繰り返せば、かなり記憶に定着するはずです。

 
つまり、30秒を3日間続けるだけで1単語を長期記憶にすることができます。

2日目以降は回数が減ってくる

しかも、2日目以降は覚える回数が減っていきます。

例えば、1日目は

 
「リ」
→「
→「ヘ」
→「
→「カ」
→「
→「ヤ」
→「
→「ウ」
→「

 
のように10回繰り返したとしても、2日目になると

 
→「
→「ヘ」
→「
→「カ」
→「

 
のように5回も繰り返せば十分です。

1回目の「ア」を見れば、思い出せるからです。

そこから追加で「ア」を2回見れば、その時点ではしっかりと記憶に定着してくれます。

 
さらに次の日は

→「
→「ヘ」
→「

のように3回も繰り返せば十分です。

 
これだけ繰り返せば、記憶としてはかなり定着します。

1単語1分で長期記憶に

トータルで18回。1回3秒とするとだいたい1分くらいです。

 
つまり、1単語につき1分あれば、長期記憶にできるということです。

 
カタカナは46文字なので、46分でカタカナを読めるようになります。

英単語1,000個であれば、1,000分。1日10分で100日。つまり、3ヶ月ちょっとで1,000単語を覚えることができます。

 
単語カードを上手く活用することで、暗記にかける時間を圧倒的に減らすことができます。

ただし、これらは2人1組の場合

ただし、これらは2人1組の場合です。

実際には、「カードを作る時間」や「カードを並び替える時間」が必要になります。

これらの準備を親や先生がしてくれる場合は、1単語につき1分。

1人だけで行う場合には、プラスでこれらの準備時間がかかります。

3日間やってもまだ不安な単語は・・・

人間の脳はなかなか頑固なので、これだけやっても長期記憶にならない場合もあります。

3日間やったけど、まだちょっと自信がない

そんなときは次のように単語カードを使うことで、再度覚え直すことができます。

 
例えば、先ほどの「ア」にまだ自信が持てない場合。

新しく「エ」を覚えるときに

 
「リ」
→「
→「ヘ」
→「
→「
→「
→「ヤ」
→「
→「ウ」
→「

 
こんな感じで、新しく覚える単語の間に「ア」を挟み込むことで、もう1度覚え直すことができます。

追加で2回くらいこの作業をやれば、かなり記憶に定着するはずです。

 
さきほどの18回と合わせて合計20回。

1回3秒。

20×3秒=60秒。

 
1単語につき1分あれば、長期記憶にできます。(※ 個人差があります。)

単語カードは、自信度に応じて分類しておく

単語カードは、次のように分類しておくと、並べやすくなります。

  • 完全に覚えたカード
  • 自信がないカード
  • これから新しく覚えるカード

 
「完全に覚えたカード」も捨てずにとっておくことをおススメします。

なぜかといえば、1ヶ月後には忘れている可能性もあるからです。

人間は忘れる生き物です。どんなに完璧に覚えたと思っても時間が経てば忘れてしまいます。

 
「完全に覚えたカード」でも、試験直前に最終チェックをすることをおススメします。

単語カードの並び方は、必然的に変わっていく

単語カードの並び方を変えることも重要です。

 
例えば、

「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」・・・

のように並べてしまえば、その文字が読めなくても

「あ」「い」「う」「え」「お」・・・

と推測できてしまいます。

 
ですが、ここまで説明してきた手順で覚えていくと、並び方は必然的に変わっていくはずです。

なぜなら、「自信のないカード」もそのうちに「自信のあるカード」に変わるので、その部分でカードの入れ替えが起こるからです。

 
カードの並び方を考えるのが少々手間ですが、この手間を惜しまずに地道に続けることで、単語を覚えやすくなります。

書く内容はとにかくシンプルに

カードに書く内容は、とにかくシンプルにすることが重要です。

基本的にはゴチャゴチャ書かない方がいいです。

 
理由は3つあります。

1つ目の理由は、カードを作成する時間がもったいないから。

2つ目の理由は、カード作成に時間がかかるとモチベーションが下がるから。面倒くさくなって途中で作るのをやめてしまう可能性もあります。

3つ目の理由は、単語カードの覚え方としては相性が悪いから。

単語カードの覚え方としては相性が悪い

3つ目の理由「単語カードの覚え方としては相性が悪い」について、少し補足します。

 
例えば、英単語を覚える場合。

英単語にはたいていの場合、複数の意味があります。

単語帳であれば2~3個、辞書であれば10個以上載っているものもあります。

 
例として「conduct」という単語を考えてみます。

「conduct」には

1.行為
2.経営
3.指揮する
4.案内する
5.経営する

などの意味があります。

 
もし、単語カードの表に「conduct」、裏に「これらの意味」を書いたらどうでしょうか?

覚える気がしますか?

 
少なくとも私は覚える気がしません。

頑張って覚えたとしても、このカードだけでヘトヘトです。

次のカードを覚える気にはなれません。

 
単語カードの利点は、「効率的に」「短い時間で」「多くの単語を」覚えられることです。

それらを全て失うことになります。

 
単語カードはとにかくシンプルに書くことが重要です。

「conduct」を単語カードを使って覚えるのであれば・・・

ちなみに、「conduct」を単語カードを使って覚えるのであれば、

自分が何かをする

そんなイメージを持てば十分です。

 
そのイメージがあれば、

「conduct my business」は、「経営する」

「conduct an orchestra(オーケストラ)」は、「指揮する」

 
のように推測できるようになります。

 
このように複数意味がある単語は、全てを覚えるのではなく、その単語につながる「1つのイメージ」を覚えた方が、結果として上手くいきます。

 
例えば、英文の中で「conduct」が出てきた際に、「行為かな?経営かな?指揮するかな?」なんて考えていたら、そこで文章の流れが止まってしまいます。

他の単語も同じように考えていたら全然進みません。

 
「conduct」を「自分が何かしてるんだな」くらいの感覚で読み進めていき、和訳などが必要になったら、そこで初めて適切な日本語を考えることをおススメします。前後の文脈などから。

ニュアンスさえ合っていれば、そうそう減点されません。そもそも、「英語」と「日本語」は違う言語なので、正確な和訳なんてものは存在しません。(とはいっても、採点する先生にもよるので一概には言えませんが・・・)

 
英単語でも、単語カードを使う際には、とにかくシンプルに書くことが重要です。

単語カードの欠点とその対策方法

単語カードはとても便利ですが、万能というわけではありません。

当然、欠点もあります。

ここからは、それらの欠点や対策方法について紹介していきます。

【欠点1】読めるようになっても、書けるようにはならない

単語カードを使っても、読めるようになったとしても、書けるようにはなりません。

 
例えば、「ア」を「あ」と読めるようになっても、「ア」と書けるかどうかはまた別の話です。

「conduct」の意味がわかっても、この綴(つづ)りを正確に書けるかどうかはわかりません。

【対策】カードを裏返して、書く練習をする

ですが、この欠点を克服するのはそれほど難しいことではありません。

カードを裏返して、書く練習をすればいいだけです。

 
例えば、カードの表側に「ア」、裏側に「あ」と書いてあるのであれば、裏返して「あ」を見ながら、「ア」の練習をすればいいだけ。

先ほど説明した手順で練習していけば、問題なく習得できるはずです。

ただし、書く方が時間がかかります。1単語1分というわけにはいきません。

【欠点2】単語カード作成に時間がかかる

単語カード作成に時間がかかる。

これは単語カードを使う以上、避けられない欠点です。

【対策】出来るだけシンプルに書く

この欠点の対策ついては、すでに紹介した通り「出来るだけシンプルに書くこと」です。

 
今回の私の「カタカナ」の例は、少し極端かもしれませんが、

「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」・・・

と書いていくだけなので1~2分で完了しました。

 
もし、可能であれば、親など、協力者に手伝ってもらうとより効率的です。

【欠点3】単純なことしか覚えることができない

単語カードを使っても、単純なことしか覚えることができません。

そもそも、名前が「単語カード」なので、単語くらいしか覚えることができません。

【対策】「単語カード+α」の勉強をする

つまり、「単語カード」だけの勉強では不十分ということです。

「単語カード+α」の勉強が必要です。

 
例えば、先ほどの「conduct」を覚えただけでは、テストで点数は取れません。

文法を覚えることも必要ですし、文章を読むスピードを上げるために英文を読む練習も必要です。

 
一方、文章を構成しているのは「単語」です。

「単語」がわからなければ、文章も読めません。

そういった意味では、やはり「単語」は物凄く重要です。

 
単語カードを利用した勉強は物凄く重要。だが、それで終わりではない。むしろ、単語カードを覚え終わったときからが始まり。

そのような意識を持つことが重要です。

 
何度も言いますが、単語カードを覚えただけで点数を取れるようにはなりません。

正確には、定期テストなどの簡単なテストだったら点数が取れるかもしれませんが、入試などの難しいテストでは点数が取れるようにはなりません。

 
単語カードはあくまで基礎の基礎。

さっさと片付けることをおススメします。

単語カードを上手く利用すれば、短時間で片付けることが可能です。

まとめ

単語カードのおススメの使い方は次の5つです。

  1. ゲーム感覚で楽しむ
  2. 覚えられなかったカードを1回おきに出す
  3. 短時間で何回も繰り返す
  4. 時間をおいてまた繰り返す
  5. 書く内容はとにかくシンプルに

 
単語カードで覚えることができるのは、あくまで基礎の基礎です。

ですが、基礎ができていれば、応用も習得しやすくなります。

 
単語カードを上手く利用して、覚える時間を削減してみてください。

 
今回の記事はここまでです。お読み頂きありがとうございました。

 


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