要領が悪い人は「守破離」で改善しよう!
要領が悪い人は「守破離」で改善しよう!
初めてのもの、不慣れなもの、苦手なものは、誰でも最初は苦労します。
しかし、要領の良い人はその後サクサクできるようになり、要領の悪い人はその後もモタモタしてしまいます。
要領の悪い人は「サクサクやる方法があること」に気付かず(目もくれず)、一から独自の方法で解決しようとしてしまいます。
◆要領が悪いと周りに迷惑かける
要領が悪い人は、個性的で魅力的ではあるのですが、周りの人に迷惑をかけることになります。モタモタしていると期限に間に合わなくなります。周りの人をイライラさせて、人間関係を悪化させてしまいます。
要領を良くするメリット
要領を良くすると、1つのことにかかる時間が少なくなるので、いろんなメリットが出てきます。
要領を良くするメリット
- 仕事が早く終わって、早く帰れる
- 余った時間で、仕事の質を上げることができる
- より多くのこと経験できるようになり、成長することができる
- 納期に間に合うようになる
など
これらのことから、周りの人からの信頼され、出世しやすくなる、つまり収入を増やすことなどにもつながります。
要領が悪い人は「守破離」で改善しよう!
要領が悪い人には「守破離」がおススメです。
守:型を守ること
破:型を破ること
離:型から離れること
型とは、1人の先生の「考え方」や「教え」のことです。
「まずは、基本を身につけ(守)、基本が身についたら基本以外のことにもトライし(破)、最終的には独自のやり方を見つける(離)」といった意味です。
要領の悪い人は、いきなり「離」から入ろうとします。さすがに、自信過剰と言わざるを得ません。そして、多くの場合、失敗することになります。
まずは、型となる先生を見つけよう!
まずは、「型」となる先生を見つける必要があります。先生探しが一番重要です。もし、先生を間違えてしまうと、遠回りすることになります。
例えば、要領の悪い人を先生にしてしまうと、自分も要領が悪くなってしまいます。
まずは、「要領の良い人」を見つける必要があります。
「身近で一番要領の良い人」を先生にしよう!
先生としておススメなのが、「身近で一番要領の良い人」です。その人のやり方を徹底的に真似してください(守)。そのような方は心が広いことが多いので、わからないことや悩んだときには、相談したら快く教えてくれるはずです。もし、教えてくれないようであれば、徹底的に観察してみてください。
その人の真似をしているうちに、その人の感覚にどんどん近づいていきます。この状態までくれば、周りから要領が悪いなどと言われることはないはずです。
このときの注意点は「自我を一切出さないこと」です。もともと要領が悪いのであれば、自我を出した時点で、元に戻ってしまいます。
世の中には上には上がいる
「身近で一番要領の良い人」も世界全体でみたら、おそらく全然たいしたことありません。世の中には上には上がいます。
「身近で一番要領の良い人」を真似ることで、そのレベルまでは成長することができるのですが、それでも「井の中の蛙」、たいしたことはありません。
もっと要領の良い先生を探そう!
もっと要領を良くしたいのであれば、もっと要領の良い先生を探す必要があります。その場合は、本やテレビ、ネットなどから、「この人のようになりたい!」と思える人を探し、その人の真似をしてみてください(破)。また、一段レベルを上げることができます。
自分に適した方法を作り出すことができる
いくら素晴らしい先生から学んだとしても、その上が必ずあります。
先生達から基礎を学んでおくことで、自分に適した方法を創り出すことができるようになります(離)。
毎日を楽しく過ごすことができる
このレベルまでくると、仕事は早く終わるし、周りからの信頼も得られるしと良いことずくめです。毎日を楽しく過ごすことができるようになります。
まとめ
要領が悪くて悩んでいる方は、「身近で一番要領の良い人の真似をすること(守)」を意識してみてください。
その後、さらに上を目指したい場合は「本やテレビ、ネットから見つけた理想の人の真似をすること(破)」を意識してみてください。
最後は自分に適した方法を創り出すことができるようになり、さらに要領が良くなります(離)。
そして、毎日が楽しくなります。